「PGM200プロトタイプ赤」は牛歩のように進めています
1枚だけ画像を公開しておくと、コントロール部分の穴は全て塞いでから塗装を終え、今は赤のカラーコートでストップしています。
このあとFホールのステッカーの位置決めをしてからボリュームノブとピックアップセレクターの穴開け作業に移りますが、ボリュームノブは見ての通り、旧来のコントロールキャビティーの位置には収まりません
ボディー裏側から新たにPOTを収める穴を開け、その蓋も製作する必要があります
それらの切削作業が終ってからあらためて水研ぎをし、トップコートを吹きます。
ネックの塗装もまだ(木地には戻してあります)なので、まだまだかかりますね
さて、PGMとJACKSON、SQUIERの3本を同時並行で作業中であることはすでに書きましたが、さらにBESKERSのテレキャスターと同じくレスポールJrタイプ、それに正体不明のTEJの計3本を新たに同時並行でカスタム始めました
塗装作業は、生地着色⇒下塗り⇒中塗り⇒上塗りと、全ての工程の間に充分な乾燥期間をおかないといけないので、その間の時間を有効に使うためには工程をずらした製品がたくさんあった方がいいからです(自分が飽きっぽいというのもありますけど…)
…というわけで今日はその中から謎のTEJを少しご紹介します
白いTEJですが、入手時はこんな状態で指板にまで隙間なくステッカーが張られ、ヘッドには蛇皮模様の布がボンドで貼ってありました。ブリッジ下のステッカーをよく見ると、「TAKANAKA」だそうです
私は洋楽オンリーで育ったので知りませんが、高中ってこんなギター使ってましたっけ?
私の記憶(80年代)ではヤマハSGの印象なんですけど
また、布袋さんのファンでもないので普通ならTEJなんて購入しません。
実はバインディング付きのボディーだけ利用して、あとは捨ててもいいと思っていたんですけど、気づくとなんと24フレット仕様で、ふつうの21フレットや22フレットのネックに挿し替えることは不可能でした
それでコンコルドヘッドのネックもそのまま使うしかなく、かつてはヘビメタ大好き時代もありましたが、多少ともヴィンテージテイストに近づけつつ、内容的にもユニークなカスタマイズを目指すことにします
ネックもボディーも塗装を全て落とし、バタースコッチブロンドに塗装。加えてブラックピックガードとコントロールプレートも装着することにしました
【トラ杢のように見えますが、カーテンの陰です】
【カラーコートを水研ぎし】
【ピックガードを載せてみる】
【リアピックアップに被さる部分をマーキングし】
【その部分をきれいにカット】
【フロントPU穴もストラトサイズに合わせて】
【きれいに拡張】
【コントロール部分はプレートマウントにします】
【プレートはピックガード材で自作します】
サーキットは独自の構成にしようと考えていますが、それは次回をお楽しみに
これはもうあと数日で完成しそうです