実習もなんだかんだで2日目終了。

サポートで評価に入る患者様も決まって、本格的に実習が始動した感じですかお


で、さっそく、多発性神経炎の患者様を担当。
(多発性神経炎ってのはウイルスなどによる感染から体の筋力が低下したり麻痺がおこる病気です)

猫背がひどく、なにをするにもしんどい様子汗


なんとかする方法はないだろうかと、手当たり次第に体を触らせてもらうもののよくわからない・・・

骨粗鬆症による骨変形かなぁなんて考えているとぼー


そんな診断はこの患者さんにはないよ~もっとちゃんとみてね~と担当の先生から言われる始末ガクリ


昼休み返上で教科書とにらめっこするものの全くわかりませんううっ...



帰り際に課題をする代わりに答えを教えてもらいに行きました。


結果は

足首にある足関節という関節の動く範囲が著しく低下していること



言われてもピンときませんでした。猫背が足首?足底??


簡単に説明すると・・・

この患者様は足関節がL字型ではなく床に向かって・・・時計でいえば3時ではなく4時から5時くらいの角度で関節が固まってしまっていました。いわいる背伸びの状態ですね。

でその状態で、しっかり足の裏をつけて立つと、体が前のめりになります。なのでそれを支えるため猫背になってバランスを保ってたんですねぺこ

なので、この猫背の改善には背中のトレーニングではなく、足首のトレーニングを行うのが有効になるのだそうです。



だから何気なくリハビリをみていると・・・なんで足首??と思うかもしれませんが、ちゃんとした理由でリハビリされているんですねあひる

やっぱりリハビリは奥が深いです(・ω・)/


作業療法も折り紙や手芸をリハビリにしますが、ちゃんとした裏付けがあって組まれています。またレポートに余裕があれば、折り紙の凄さを書こうかなぁって考えてます。

実習はとてつもないくらい忙しいですが・・・


患者様のありがとうの一言に眠気も鬱っ気も吹っ飛びます。


やっぱりやっててよかった作業療法 ですきらきら!!
なんとか帰ってきましたぺこ

京都は小雪がちらついていたのですが、ホントに寒かったですぼー


うちの実習先の先生方や患者さんやその他のスタッフの先生方もホントに優しい方ばかりで・・・

っと思いきや帰りのフィードバック(反省点などの申し送り)をしていると汗


とりあえず今日は患者さん6人見たよね?そのまとめと・・・あと課題が・・



え??全部まとめるんですか??ガクリ


適当にみといてねぇ~って言ってたのに泣

初日は見学だろうと甘く見てましたううっ...


しかも課題が4つ・・・(´-┃



泣きそうですが、それが実習です。今日は徹夜で頑張ります!!

レポートが終わって余裕があれば、またブログ更新しにきますねむー
もう寝て起きたら実習なんだなぁ・・・

正直、緊張で眠れる気配がまったくないです・°・(ノД`)・°・


ヒツジが1匹・・・ヒツジが2匹えー


寝れそうにないのでブログでもにこ



進級がかかった実習だけに落としたくはないけれど・・・患者さん第一でありたい!!
ってのが今の率直な気持ちですえ゛!

1年のときの実習で身体機能では在宅復帰可能な患者さんを担当させてもらったときに・・・
家族で介護する人がいないから、施設にずーっと入所してる患者さんがいました。


正直、ショックでしたガクリ

患者さんだって帰りたいって言ってるのに・・・。


だから今回の実習では患者さんに少しでも楽しんでもらえる時間を作れればって思ってます


自分のことばっかりにならず・・・頑張ってきます!!
いよいよ来週から評価実習がスタートですあひる

緊張で吐きそうですが・・・ガクリ



作業療法士になるためには、学校によって回数などは異なりますが、実習といって実際の病院や施設などで勉強させていただくことがあります

うちの学校は評価実習が4週で臨床が8週が2回の3回がメインなんですが・・・



当然実習ができなければ単位不足で留年という首の懸った大事な4週間が来週から始まります汗


今回は京都のリハ病院なのですが・・・バイザー(評価してくれる先生)がメッチャ厳しそうな人で凹んでます

でも負けません!!


1か月不安定でブログに意味のわからないこと書くかもしれませんが・・・あたたかかく見守ってください



明日は最後の休日なのでまったりしてきまぁすにゃ
作業療法士ってなかなか知られてないような気がしますぼー


家族や知り合いにリハビリを受けたこと、あるいは受けている人でも理学療法士は知ってるけど・・・・っていう人も結構多かったり

患者さんからすれば “リハビリの人” で区切ればそう違いはないように感じる方もたくさんうう


でもやっぱり知っててほしいのでにゃ



作業療法士と理学療法士の違いはリハビリの目的が少し違います


たとえば、体の半分がマヒになって車椅子生活を強いられ家での生活へもどるリハビリをする患者さん


その人が料理を作りたいっていうのを目標にしたときのゴール設定は

理学なら・・・買い物するためにスーパーに行くまでの距離を一人で歩けるようになろう 
        料理する時間くらいは立ちっぱなしでも大丈夫なように持久力をつけよう

作業なら・・料理するために包丁やお箸をもてるようにしよう
       料理の手順をしっかり確認できるようにしよう


あくまで、私の考えですが・・・ぼー


簡単にいえば理学療法は下半身 作業療法は上半身です(もちろんどちらともできますが)

作業療法の素晴らしいところは、精神疾患(統合失調症・中毒・依存症)や発達障害(自閉症・ダウン症・脳性マヒ)
など幅広い場所で活動していうことですぺこ


最近では小学校でじっとしていうることができない子(ADHD)に対する作業療法や刑務所での作業療法などホントにいろんなところで作業療法士が活動しています。


これを機会に作業療法に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです