グッド・ジョブ媚薬 1部 10 | 渡夢太郎家の猫

渡夢太郎家の猫

2008年 3月に蘭丸の2度目の子供ができました
これで、我が家は9匹の猫です

亮は強く言った。

「そうよね・・・」

智子はどうやって別れていいか分からなかった。



「あのう、不倫相手と別れたいのですか?」
智子はうなずいた。
「気持ちの問題だと思います。別れて問題なければ」
「いいわよ。別れるわ。でも責任取ってくれる?」
「どんな責任ですか?」
「そうね、とりあえず私を抱く事」
「僕とすると離れられなくなりますよ。あはは」

亮はまじめな雰囲気になりそうだったので

笑ってごまかした。

「いいわよ」
「会社でばれないようにできますか?」
「うふふ、男はみんなそう言うわ。いいわよ。ばれるようなら私会社辞めるわ」
「わかりました。今日は智子さん酔っているしもう遅いから

 明日の金曜いかがですか?」
「いいわよ。あいつと会う日だったけどすっぽかします」
「わかりました。明日、しっかりエスコートさせていただきます」
「じゃあ、今日はカラオケ行こう」

智子はそう言って亮の手を握った。
「ええ、でもあまり歌知らないですけど」
「大丈夫よ、意外と歌上手かったりして」
亮と智子は腕を組んでカラオケボックスへ入った。


翌日、亮と智子は銀座美宝堂の8階のローラン・ギャロスで会った
「ここ金曜日の夜なのによくリザーブできたわね?」
智子は驚いて亮に聞いた
「ええちょうど席が空いていたもので」
「嬉しい」
智子は、プリーツのミニのスーツを着て綺麗な足を出していた。
「大原さんいつもミニなのですか?」
「ええ、だめ?」
「いいえ、好きです。大好きです」

亮は顔を赤らめた。


「それで姉から指輪もらってきました。10でゆるかったかな?」
「ありがとう。えっ?これ高いでしょう」
「いえ、結構安いですよ。姉がくずダイヤを利用してデザインしたものだから、

あまり高いものは貰った方が引いちゃうでしょう」
「お姉さんデザインなさるの?すごいわね」
智子は指輪をはめてそれを眺めた

「ぴったりすごい、きれい嬉しい」
2人は笑顔を絶やすことなく食事を楽しんだ。
「ああ、おいしかった、次は?」
「あの、僕の部屋行きます?このレストラン後で
無粋ですけど掃除してありますから」

「そうね、ホテルの天井も見飽きたわ、ビール買っていこう」
「だいじょうぶ、お酒は用意してあります」
「準備良いわね、あなた本気ね」
「はい、彼を忘れさせてあげます」
「頼もしいわ」
「タクシーで行きましょう」
智子はタクシーからお台場の高層マンションを見上げていた
「この辺の高層マンション素敵ね、ベイブリッジが見えてムードあるわ、素敵」
智子は窓を開けて顔を出すとタクシーが止まった。
「ここです。女性が来るのは初めてです。もっとも今朝引っ越したばかりですけど」
亮は自分で言った冗談に笑えなくて恥ずかしかった。



亮は智子と一緒にフロントを通りエレベーターの20階のボタンを押した。
「元木君ここ億ションでしょう」
「はい、部屋によってはですけど。父が投資の為に買ったみたいで、

人に貸すなら息子に貸せって言って借りました。

家賃で言うといくら取るつもりだったのかな?」
2人は20階の部屋についた。

「わあ素敵、ベイブリッジが見える。元木君下手なバーより素敵。さあ飲みましょう」
お酒を飲みだしてしばらく経つと智子はミニスカート
からスラリと伸びた足を出して亮を挑発した。
そして、亮は智子とキスをして椅子に倒した、

スカートをめくると白い太ももが現れ、

亮はその太ももにキスをして股を触るとパンティの上

からでもわかるほどそこはしっとりとしていた。
「元木君シャワーしてから」


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