みなさんこんにちは。
昨日は貴重な平日休みを利用して久々にトレイルランニングをしてきました。
行き先は脊振山系最西端の、二丈岳・女岳・浮岳・十坊山のいわゆる糸島四座。
脊振山系は、脊振山・金山を中心によく行くんですが、同じ脊振山系でもこの地域は初めてです。
なぜここを選んだかというと、来月末にランナー仲間でここを山行する計画があるので、登山ルートの確認が主な目的です。
また、来月開催の伊豆トレイルジャーニー(ITJ)という距離72㎞のトレラン大会に出場するのでその練習も兼ねてます。
この4つの山はそれぞれ隣り合ってはいるものの、それぞれ独立している山々なので、縦走するというよりは、一つ一つをしっかり登って降りるようなピークハントを繰り返す登山ルートです。
予定よりだいぶ遅れて、起点となるまむしの湯の駐車場に到着しました。
ここからゆらりんこの橋までひたすらアスファルトの道を5㎞強走り、距離と標高を稼ぎます。
ただあまりここで飛ばしすぎると、山域に入ってから脚が終わってしまう恐れがあるのでゆっくりと走りました。
トレラン大会でも2〜3割がアスファルトとというコースも多いので、それを意識したペース配分です。
ところで本日のシューズは履き初めのサロモン センス ライド。
春に買って6月のスパトレイルの苦行を共にしたロングトレイル用のセンスプロマックスが、まさかのアウトソール損傷。
秋のトレラン練習時にあってはならない力が無理に加わったのでしょう。
そこで新規にこの前購入したのがこのセンスライド。
こちらもロングトレイル用です。
来月のITJの相棒でもあるので、今日履いて感覚をつかもうと思ってました。
さて、途中街中でロストしてしまいながらも(笑)、標高180m程の本格的な登山道スタートのゆらりんこ橋に到着しました。
ここからまずは一つ目の山、二丈岳を目指します。
ゆらりんこ橋は揺れるのかなって恐る恐る渡り始めたら、思いのほか頑丈で微動だにしませんでした。
橋を渡るとそのまま加茂神社を目指しました。
賀茂神社のすぐ隣ではガンガンと工事をしている真っ最中。
その工事現場の横を通過して、池の回りを反時計回りにぐるっと回り込んだ対岸に二丈岳への最後の登山口があります。
ここからはけっこうな急登が続きます。
以外に時間がかかってしまいましたが、今回は速く行くことが目的ではありません。
ここを登山でいくとなるとどうなるのかなと考えながらゆっくり走ります。
二丈岳の頂上は絶好の展望でした。
海デカ!海チカ!
デカチカです!
岩の上からは本当に綺麗な海と海岸沿いの街並みが見えました。
ああ、あそこで人々が今この瞬間も生活してるんだなあとなんだか感傷に耽ってしまいました。
これから向かう山々も一目瞭然です。
女岳、浮岳、十坊山と綺麗な稜線が見えます。
次のピークは女岳。
キャンプ場へ向かう道と元来た道との分岐点に下りました。
初めて行く山々なので、分岐ごとに確認しながら進むので時間がかかります。
ぼくはしばらく迷った後キャンプ場へのルートを選択しました。
林道を突き進むとキャンプ場に到着します。
予約でしか利用できないキャンプ場で、今日は閉鎖されていましたが、ここで山のテント泊の練習をするのもいいかもしれないな、と思いました。
キャンプ場を過ぎると電気工事が行われていました。
この山域は工事が流行ってるみたいですね。
その工事現場を過ぎ、しばらく行くと左にある橋があります。
そこを渡ると女岳への登山口です。
女岳というので緩やかな勾配かと思いきや、かなりの急登です。
てことで頑張って女岳も制覇。
女岳から荒谷峠まで一気に下り、お腹もぺこぺこ。
荒谷峠で短い昼食タイムを取りました。
車の往来も何台かある林道でパンを食べました。
食べながらひょいと見上げると、次に向かう浮岳がデーンと待ち構えています。
腰を上げ、浮岳に続くアスファルトの林道を進みます。
進み過ぎてトレイルへの分岐を過ぎてしまい、遠回りに。
仕方ないのでそのまま進むと、GPSマップには載ってない登山口があるではありませんか。
迷わずそちらのルートを選びました。
その登山ルートでやっと稜線に出れて、浮岳に行くことができました。
浮岳からの展望は霞んでいましたが、なにげにここが本日最高標高地点、805mです。
山頂には神社もありました。
休むまもなく最後のピーク、十坊山へと歩を進めました。
ここから白木峠まではけっこうな距離があります。
が、焦らず慎重に下りました。
全体的には走りやすいトレイルですが、所々に急斜面が現れ、滑って転倒しそうです。
白木峠は有名なゴルフ場もあります。
と、向こうには福岡県の標識があります。
ということは、今僕が立っている場所は佐賀県なんですね。
この峠から十坊山には標準登山時間で35分とあります。
僕はここを半分の時間で登ることができました。
十坊山頂は大きな岩がデーンと神のように鎮座ましています。
鎖でここを登れるようになっているので、当然ながら登りました。
最高の景色です。
ここからは海は真下にあるような距離感です。
今日登った山々はどこからも綺麗な玄界灘が眼下に見下ろせます。
振り返ると、今日登ってきた3つのピーク、左から二丈岳、女岳、浮岳が綺麗に並んで見えます。
まだまだ日は高い位置にあります。
ゆっくりと下りても余裕があります。
中村登山口まで慌てずに歩を進めました。
途中からアスファルトの林道に変わり、登山の終わりを示しているかのような、そんな寂しい気持ちになりました。
そしてフィニッシュ。
道を考えながらゆっくり進んだので、脚のダメージもそれほどではありませんでした。
下山後は当然まむしの湯へ。
水風呂で脚を10分間アイシングしてから熱めのお湯にゆっくり浸かれました。
夜は好日山荘へ。
机上登山講座を受けるためです。
今回の内容はツェルト。
ファストパッキングでの山行を計画している僕としては、このツェルトを多用したいと考えています。
とてもためになる講座で、帰りにファイントラック製のツェルトを買って帰りました。
今冬の日帰り山行昼休憩時に使用したいと思います。
ということで山三昧の休日でした。
ホームページはこちら
↓