コートも要らない季節になりました。
ランノッツのモッチーです。

今週も始まりました。
元気よく行きましょう!

さて、一昨日は
糸島半島の低山10座登頂を目標に、登山口と登山口の間を走ったり、歩いたりしながら次々にピークハントしていくという初めての企画、
「イトテン ITO 10 SUMMITS in 糸島半島」
を開催し、僕を含めて4人の参加者の皆さんと楽しく糸島半島を巡ってきました。



当日は最高の山日和。
集合場所である筑前前原駅にゆるゆると集まった4人の参加者は、TSUNAさん、CHIEさん、ヨッシー、そしてボク。

TSUNAさんは、UTMFフィニッシャーであるばかりでなく、韓国、香港、中国などといったアジアを中心としたウルトラトレイルを走りぬいた強者。

CHIEさんは、山、ロード問わず楽しみながら長距離を走り続けているチャレンジャー。

ヨッシーは、フルマラソンで出る大会出る大会、サブスリーを連発しているスピードスター。

ボクは、今年のUTMFをフィニッシュして、100マイラーになりたいトレイルランナー。

と、経歴もタイプもバラバラの4人がこれから織りなす筋書きのない糸島トレイルストーリーを思うと、どんな事になるのか始まる前から楽しみで仕方ありませんでした。

まずは、車で糸島半島の真ん中の泊まで移動しました。

午前7時27分、セブンイレブン泊店をスタートしました。

まずは真裏にある山、石ヶ岳(99m)を攻めました。
標高も100m満たないし、準備運動にもいいだろうということで選んだのですが、これがまた大誤算。

登山口となる曲り角は大通り沿いに面してはいるものの、ピークへの道が消えていました。

いきなりルートファインディング能力が試されます。
殆ど直登しながらも、なるべく歩きやすい箇所を見つけながら、進みました。

ようやく登頂。
のっけから汗だくです。

下山後、休む間も無く次なる獲物をめがけて、走りました。

2座目に選んだ山は、柑子岳(254.5m)。
「こうしだけ」と読みます。
登山口までは、なかなか長いロードです。

ここがさらにさらに大誤算。
登山口の起点となる道を曲がり損ね、“登山口っぽい”ところを登り始めました。

木の枝に括られたピンクのビニールテープを頼りに進むのですが、どうも雲行きが怪しいのです。

どう考えてもこれは道ではない。

しかし、気づいた時にはすでにかなり登ってしまっていました。

YAMMAPで現在位置を確認すると、2つある登山道のちょうどど真ん中の道無き道を貫くように進んでいました。

登る前に現在位置を確認するべきでした。

さあ、どうする?

登山道にぶつかるまでこのまま進むか、
それとも登ってきたルートを戻り、改めて登り直すか。

このまま登っても、登山道に当たるとは限らない。
等高線を見ても厳しそうでした。

僕らは後者を選びました。

一旦アスファルト道に下り、補給してから身体も気持ちもリセットして、正規ルートで再チャレンジしました。

1時間以上のロスでした。

登り直した柑子岳の一の谷登山道は、ほぼ階段。

かなり長い階段です。

息を切らしながら登りつめたその先にあったのは、極上の展望でした。

ピークは少し先にありました。
2座目 柑子岳(254.5m)登頂です。

下山は反対側の村上登山口へと降り立ちました。

近くには白木神社がありました。
桜もまだなんとか花が咲いてくれていました。

すでに疲労がたまり始めた脚で、次なる登山口を目指しました。

一番近い登山口、といっても3㎞以上はあります。
 善應寺というお寺のその先にある登山口から登ると、2つのピーク女天ヶ岳と男天ヶ岳に登れるはずです。

林道を歩いて行くと、未舗装路へと変わります。
分かれ道を左に行ってしばらく進むと、登山道上には無数の大きな竹が何百本も倒れていて、僕らの行く手を阻んでいました。



それでも行けるだけは行こうと、倒れている竹を排除したり、踏みつけたりしながら、通る道を確保しながら進みました。

が、万事休す。

この先ずっとこんなことをしていたら、ここで終わってしまいます。

しかも登頂出来ずに。

僕らは話し合い、ここは撤退しようという結論に達しました。

前の大ロストといい、この撤退といい、予想だにしていなかったトラブルで、10座登頂に早くも黄色信号が点り始めました。
しかも限りなく赤に近い、黄色信号です。

再び県道に出、野北海岸方面へと進みました。

途中、CHIEさんのお知り合いのお店で、スムージーを飲みました。

ボクが選んだのは、これからの進路を示すかのように、黄色いスムージーでした。

CHIEさんはまだ行けると思っているのか、緑のスムージーでした。

BLUE ROOFという、名前通り青い屋根の可愛いお店です。

このスムージーで栄養補給が出来、心もリフレッシュできました。

このお店の人からの情報で、
この先に1つ登れる山があるということが分かりました。

早速登ったのは大葉山(157m)。
これで3座目です。

地元の小学生達が授業中によく登る山だそうです。
それでもけっこうな勾配で、子どもの体力づくりに持って来いの山です。

続けて向かったのは正面に構える火山(250m)。

ここは頂上付近にハングライダーの滑走路がある山で、ひたすらアスファルト道で登りつめる単調なルートです。

こういう単調な動きが続くと、だんだん眠気が出てきました。

というのも前夜はナイトトレイルで朝方まで山にこもっていたのです。

仮眠は移動中の電車の中。

一晩ぐらい寝なくても走れることは経験で分かっていたのですが、普通でもこんないい天気だと眠くもなります。

頂上付近でハングライダーの皆さんが次々に飛び立っていくのをしばらく見ていました。

ということで、ようやく4座目の火山(250m)ピークハント!


ここから瑠璃光寺側に下り、麓にある公民館で食事休憩を取りました。

今回のルート上では、コンビニは1件も無く、みんなスタート時から一日分の食料を積んで走っています。

ここで、4人で協議しました。

テーマは5座目をどこにするか、です。

本来ボクが想定していたルートでは、目の前に聳える可也山はラストに持ってくることになっていました。

糸島のシンボル、志摩富士と呼ばれている可也山をラスボスにしたかったのです。

確かにストーリーとしては完璧です。

しかし、この先は時間との戦いです。

ここは、最短ルートを取り、まず可也山を落とそう、そしてラストに一番向こうの立石山と一ノ岳にすれば、明るいうちに終えられる可能性がある。

そう決めました。

TSUNAさんの冷静な判断力と、土地勘のあるCHIEさんに助けられました。

この辺りからはサブスリーランナーの本領発揮、ヨッシーが残りのメンバーを引っ張り、可也山の登山口に辿り着きました。

この山も、ほぼほぼ階段メインの登山道でした。

キツい!

そんな事を口走りながら登っていると、上から手ぶらで颯爽と下りてくるランナーらしき人とすれ違いました。

「イトテンですよね!FB見てました!」

と言い残し、そのまま下りていかれました。
彼は地元糸島のスピードランナーでした。

イトテンを知ってくれていた、という喜びと
あのハンパない脚力はなんだ⁈、という驚きが
入り混じった感情でした。

ボクらがえっちらおっちら登っていると、
その糸島ランナーが、後ろからまた走って登ってくるではありませんか!?

とてもじゃないけど、こんな階段走っては登れません。

それをその糸島ランナーは、いとも簡単に走って登っています。

この可也山登山道を走って5往復するらしいです。

なんてクレ◯ジーなんだ!?
上にはとてつもなく上がいるものです。

イトテン参加しようと思ってたんですよー、
って言ってくれて、確かに嬉しかったけど、
いやいや、あなたのようなスピードスターが我々に加わったら、ボクらは間違いなく、ここにたどり着くことなく、潰れて終わっていたことでしょう。

あのヨッシーでさえ、唖然とするほどの走りっぷりでした。

ということで、ようやく可也山(365m)登頂です。
ここは頂上よりも.その先のどんつきにある展望台が素晴らしいのです。
これでなんとか5座目。

もうこの時点で10座登頂は諦めざるを得ませんでした。
時刻はすでに15時近くになっていました。

せめて、及第点の70点、つまり7座は行こう!
それを目標にして、小富士へと下りる登山道を急降下しました。

小富士から芥屋へと続くバイパスの一本道は、確かに走りやすかったものの、単調すぎて、退屈でした。

またもやここで眠気の波が押し寄せてきました。

今度は本物の睡魔です。

ボクは走っていた脚が止まり、フラフラと歩くことに。

眠りながら、歩いていました。

ようやく自販機のある地点まで、這々の体で辿り着きました。

ここで冷たいドリンクを飲み、眠気を覚ましました。

さあ、ラストスパートです。

目指すは芥屋の立石山です!

夕暮れ迫る立石山に取り付いたのは、16時過ぎでした。

しばらく登ると、だんだんと高度感が増してきます。

登山道がほとんど岩場なので、景色を遮るものがありません。

聞きしに勝る絶景がボクらを出迎えてくれました。



あくまでもイメージですが、芥屋の突き出た半島から芥屋大門にかけての景観は、沖縄の離島を思い起こさせました。

結果的には、ここをラストに持ってきて正解でした。

この景色を観るために、今日一日頑張ってきたんだなと思えるほど素晴らしい景色でした。

6座目の立石山(209.5m)登頂成功です!

しかしこれがラストではありません。

福の浦越に下り、オーラスの一ノ岳を片付けなければ終われません。

最後はあっけなく終了。
本日のラスト、7座目の一ノ岳(173m)で打ち止めです!

芥屋の海岸線にある駐車場に戻ってきたのは、ちょうど午後6時でした。

イトテンならず、イトセブンで本日は終わりです。
残念!

本日ピークハントした山々
1.石ケ岳99m
2.柚子岳254.5m
3.大葉山157m
4.火山250m
5.可也山365.1m
6.立石山209.5m
7.一ノ岳173m

距離 40㎞
累積標高 1,750m
活動時間 10時間33分


残りの3つは今度またチャレンジです。

今回はとても頭を使いました。

どうルートを取り直すか、ここはどうする?、休憩はどこで?、撤退か進むか、数々の判断力が必要でした。

時間との戦いの中で、いかに効率よく回るか、ランニングというより、ロゲイニングに近い感覚で走る事が出来ました。

こんな物好きな企画にご参加いただいたTSUNAさん、CHIEさん、ヨッシー、ありがとう!

糸島の魅力を再認識しました。

糸島半島の10の山を登頂するイトテン、ITO 10 SUMMITS

次はあなたの挑戦を待つ!

「やってみなはれ」

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