面白いとかそういう感じではなく。
がん に関すること、告知、治療、ケモ。
髪が抜けているシーンでは、
あの頃、風呂場で沢山抜けて、こっそり袋に入れて捨てたこと。
ケモ室でのこと、氷、抗がん剤の薬品名。
親がとても心配してくれた日々。
ドラマをみるたびに、消えかけた記憶が蘇る。
もう私は大丈夫、私はこんなに元気。
走ってるし、体調も悪くないし。
だけど、がんに罹患したことは、記憶に蓋をしてるだけなのだ。
どこか後ろめたく、
なぜか、後ろめたく。
なんだろ、こんな気持ちにさせるドラマ。
見なきゃいいのに。
あれから10年。
明日は節目の検査日。