独りよがりな話です。
帰り道、何の操作もしていないのに、何の前触れもなく、自分のカバーアルバムのオフボーカルが流れました。
「夏の終りのハーモニー」。
普段聞くことのないその楽曲がなぜ流れたかは全くわかりません。
でも、優しく流れるピアノの音、アコギの音、ドラムの音...がたまらなく私の琴線に触れたようで、柄にもなく涙を流しながら最寄りの駅から家までの道のりを歩きました。
本当に笑えます。
だって、自分のカバー曲なんですよ。笑
なんで泣いてんの?って話です。
なんだかな〜と思いましたが、止める理由もないし、この際デトックスだと思って最後まで涙を流してしまえと思いました。
でも思ったんです。
誰にでもバケツがあって...(花粉の話じゃありませんw)
普段自分を保つためにいろんな「甘え」とか「傷」を我慢していて、それがなみなみと溜まった時に、何かの引き金が引かれることによってそれが溢れ出すんだろうな〜って。
思わず「おかーさーーーーーーん!」って叫びたくなるような、その心境です。
私の場合「ママ」だったので「ままーーーーー」って叫びたくなるような。笑
自分のキャラクターや、プライドを保つためにやってきた強がりが、こういう時に「独りよがり」という形で牙をむくんでしょうね。(でも多分それは「独りよがり」じゃないんだよね)
でもさ、みんなあるんですよね、きっと。
そういう時期とか、瞬間。
私は久しぶりにこの感じが現れてびっくりしている次第なんですが...
10年以上前の昔はこの自分の弱い感じがすごく嫌で、命を絶ってしまいたいくらいに嫌でした。
実際にスピードの出てる黄色いタクシーに向かって、歩を進めてみたこともありましたけど、そんなの最良の策とは言えませんねw
タクシーの運転手さんの気持ちとか、その処理にかかる時間、迷惑、お金、家族の気持ち...現実的にいろんなことを考えたら決して良い方法とは思えませんね。幼稚だし、あふぉです。ダメです。絶対。
でもね、そうしたくなるんですよ。
びっくりするくらい100%の純粋な気持ちで。
その無垢な気持ちこそが一番恐ろしくて。
だからそんな気持ちは絶対に無下にしちゃいけないし、笑ってもいけないと思うんです。
自分自身の矛盾にも。
だから、自分の中でだけは本当に素直でいたいと思うし、そうありたいと心から思うけど、PCの小さなエラーと一緒で、何か人と関わるたびに、ほんの少しずつ誤差があってそれを埋めようとするたびにエラーが出て、それが積もり積もってしんどくなっちゃったりする。
みんな愛したいのにみんな愛せない状況が生まれる。
だって、そんな自分をまず愛せてないんだからさ。笑
それが苦しい。
この気持ちをこの稚拙な文章で、全てをわかってもらうことはできないと思うけれど、同じように感じる人が一人でもいてくれたら嬉しいなって。
...とにかく、東京って街はすごく生きにくい街と思う。
でも、そんな街に来てよかったと思うし、ここじゃないとやれないことがあると思うんだ。
うわぁ、すごく青臭いブログになったね。
たまにはいいか...笑
寝よ。