と言ったのは、中学の時にいた養成所で受けたオーディションの時だったと思う。

 

 

審査員「君、氷が溶けるとどうなる?」

 

Rune「...水になります」

 

審査員「そうじゃないんだよ。春になるんだよ。」

 

 

そんなやりとりがあったのもふわっと覚えている。

 

今となってみれば、「失礼ですが北海道の場合氷が溶けるのがすでに春です。氷が溶けきった頃にはもうそろそろ夏になる状態ですよね。」とかって憎たらしいことも言っていたろうし、

 

そもそも「氷が溶けたら春になる」と一つに決めつけるのもナンセンスだと思ってしまう。

 

「氷が溶ければ、戦いが終わる」とか、

 

「氷が溶ければ、笑顔が訪れる」とか、

 

正解はいくらでもある気がする。

 

ちがう、今日の久々のブログはそんなことが言いたいんじゃなかった。

 

そのオーディションの時に、その審査員から聞かれた「どんな歌手になりたいですか」という質問への返答。

 

 

「鳥肌の立つような歌を、寝ている人が思わず起きてしまうような歌を歌いたいです」

 

 

多分、彼が聞きたかったのはこういうことじゃないんだと思うんだけど、私はそう答えた。本当にそう思ったから。

そもそも●●さんのようになりたい、とか言った時点で負けな気がしていたんだ。

 

最近、そんな私の返答を思い出したのも、youtubeでのコメントだった。

 

様々なコメントをいただく中で「鳥肌が立ちました」。

 

というコメントは、至極幸せな言葉で、私が遠い昔に夢見がちに語ったその目標を達成したことを知らせてくれているようで、本当に嬉しい。

(もちろん、コメント頂けるだけで十分嬉しいです。)

 

再生回数や登録者数に目が行きがちな世界だけれど、わざわざ感想を述べるために、コメントなどで時間を使ってくださるみなさまに本当に感謝です。

 

私は、youtubeにおいて、数よりも本当は...そこを一番重視したいです。

(もちろん数も大事。)

 

いつも動画を見てくださるみなさま、

ライブに足を運んでくださるみなさま、

気にかけてくださるみなさま、

 

本当にありがとうございます。

 

Runeはこれからも、鳥肌の立つような、寝ている人が思わず起きてしまうような歌を歌うべく、頑張っていきますので、どうぞ応援宜しくお願いします!