英語教育をふりかえると受験勉強を想い出します
中学、高校、大学と英語教育を受けてきていますが特に役にたったという実感はありません。読み書き中心の時代で英会話を習って経験もなくすんでしまったのはあきらかに受験英語としての弊害にあると思っています。英単語も受験に必要なために暗記しますが、日常使われる単語よりはあまり目にしない難しい単語を覚えた方が点数がよくなるので活きた単語とは思えませんでした。学校の先生の発音も大したことはなく、英会話の授業は一度も習ったことはありません。英語教育は理系、文系にかかわらず大学受験で必ず語学として必須となっているので勉強していますが、社会にでてどれほどの人が利用しているのか興味があります。よく言われているのは中学から大学まで10年間英語を勉強してもしゃべれる人がほとんどいないという事実です。たとえばフィリピンやシンガポールに暮らしている人の方が圧倒的に英語に親しんでいるのではと思っています。最近50代になって初めてTOEICを受験しましたが、現在の大学生の方がすでに受験している人がほとんどで点数に差があることは知っていました。会社では英語をほとんど使用していないので大学での受験英語で進歩は止まっているので期待していませんでしたが、初受験レベルには到達していました。話す試験はありませんでしたが、ヒアリングと長文、ビジネスについて大きな差を感じました。今まで勉強したことのない内容でしたのでTOEICがすべてではないのですが、英語教育として活用して客観的に英語力を自覚することは大事だと思いました。再受験するためこつこつと勉強していますが、記憶力が衰えていることが確かなので若いうちにもう少し勉強しておいたほうがよかったなと反省しています。