今なお避難所生活をされている方や

被害の大きかった被災地にお住まいの方は

まだまだだと思いますが

少し精神的に落ち着いてきました。


落ち着いて

余裕が出来たら色々なモノが見えてきます。


今、日本の国内では

様々な形で「善意」が動き始めていて

そんなニュースや言葉を見るたび

この国に生きる者として

誇りのようなものすら感じています。


ただ問題なのは

「善意」を形にする方法が

人それぞれ違う。ということです。


被災地に物資を送ったり
直接ボランティアに行きたいという人。

逆に無計画な行動は
むしろ現地に迷惑だから控えるべきという人。

情報を「拡散しろ」という人。
もし誤報だったら混乱させるので
拡散する情報は「確認してから」という人。
「バラエティを放送するな」という人。

少しでも日常を感じて「安心してほしい」という人。
この状況下だから「被災地を思って生活を質素に」という人。
経済を立て直すために「普通の生活をして」という人。


みんな、違って。みんな、正しい。


被災地の方への「復興を支えたい」という

気持ちは同じなのに、ね。


そろそろ『正しさ』が暴走を始める時、かも知れない・・・


そんな正しさ同士が

いがみ合っている場合では、今はないから

むしろ違う意見同士を受け入れる時が

来ているのだから。


あえて今日は

この曲を選びました。



正しさは、道具じゃない


Nobody Is Right / 中島みゆき ★★★★


I Love You,答えてくれ/中島みゆき
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こちら歌が
今の心境を良く表しています。


出来事、が 何もかも TVの中にあって♪


こういう事は比べる物ではないのは
わかってはいるけれど。
ニュースで刻々と増えてゆく
被災者の方々の数、現場の状況。
やっぱり16年前の記憶がある人間としては
阪神・淡路大震災と重ねてしまいます。


当時、中学生だった私は
TVで起きている惨劇を知り
もちろん哀しくて、辛くはあったけど
自分は普通に生活していられるギャップ・・・
そこにリアルを、感じられなくて。


ひとり、ひとりの
命の重さや尊さは同じなのに
それが何百倍、何千倍になったとしても
報道や情報は
それを伝えられるほど比例してくれない
ひとつ、ひとつ増える
その数字の意味を
本当に理解はしていなかった。


もしかすると
私の周囲にいる若い子の中にも
そういう子は多かったかもしれない・・・



でも今は違う
昨日の日記にも書きましたが
私の住む地域でも計画停電が始まりました。
少しだけ、訪れる静寂の中
この歌詞のような思いを馳せられる
機会を得られたのだと、そう思うようにしました。


あなたといたいな
いれるかな
いつまでもそうだといいのだけど ♪


対象地域の皆さん
一緒に被災地へ祈りと協力を。


coup d'etat / 一青窈 ★★★★



花蓮街/一青窈

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今週『日曜日の提案』は、お休みです。


計画停電の影響もあり

記事を書く途中に下書き

その後に書き直して、更新をしておりますので

投稿日時が前後することがあります。

ご了承ください。


次の日曜日が来た時には、

少しでも事態が好転していますように・・・