家に帰った私は、クソ医者Cに言われた事全てを夫に報告した。
母と一緒にいる間は気が張っていたからか平静でいれたのに、夫に話した瞬間から涙が止まらなかった…
これでもかってくらい泣き続けた。
母の腫瘍が悪性の可能性が高い事より、Cの、患者に寄り添えない対応にショックが大き過ぎた…
あんなクソ医者がフツーに存在するのか…
あんなクソ医者がこれから母を診続けるのか…
それとも、母が言ったように『ああいうはっきり言えるお医者さんも必要』と思うべきなのか…?
私はとてもじゃないけど、そんな風に思えるわけなかった。
夫も「医者として絶対許せない発言だ。医者としてだけじゃなく人としてもあり得ない」と怒りで震えていた。
母の生検手術は2日後、ただただ不安でしかなかった…