数日後、母はA先生から受け取った紹介状とMRI、CTのデータを持って大学病院へ。


ファイバースコープで鼻の奥まで診察、すぐに

「データと今鼻の奥見た所、これは炎症による腫れではなくて腫瘍でしょう」との診断。

この病院でも新たにCT検査をした。


次の予約は9日後、「それまでに何かあったら連絡します」


「何かあったらって何?」

「何もないでしょただの腫瘍だし」

なんて、まだまだ、まだまだ、本当にまだまだ重大視してなかったのだ……。