更新遅れてすいません。
10歳(小5)の冬。
私はお母さんとかなりの大喧嘩をしてしまった。
内容はほとんど覚えていない。
学校から支給されたiPadを持ったまま、寒い玄関に放置された。
リビングに行くことも、2階の自室に行くことも許されなかった。
しかし、その日は皆既月食だった。
そのため、こっそり2階のベランダへ行き、月を撮影していた。
すぐ部屋に戻る予定だったため、上着は着ておらず、
部屋着のまま外に出た。
30分くらい撮影してると、お母さんがベランダの窓のそばに寄ってきた。
「バレた!?」
と思ったら、お母さんはベランダの窓の鍵を閉め、どこかへ行ってしまった。
私の存在は絶対に気づいていた。
(むしろ気づいてなきゃおかしい)
私は焦って窓を何度も叩いた。
しかし、開く気配は一向に無かった。
だんだんトイレにも行きたくなり、寒気が襲ってきた。
その時、時刻は22時くらい。
どんどん気温は下がり続ける。
私は何回も窓を叩いた。
窓を割って入ることも考えた。
23時くらいに、やっと鍵が空き、
部屋に入った。
夕飯は摂れなかった。
そして、そこから3日ほど。
私は「親に敬語を使わなかった」と言う理由で、
何回も暴行を受けた。
お腹を何度も蹴られ、頭を殴りつけられ、
頬を何回もビンタされ、髪の毛を引っ張られた。
2階の父親の部屋に避難しても、繰り返し、繰り返し、暴行を受け続けた。
翌日、またもお母さんは意味もなく暴力を振るった。
今度は私も理不尽だ、と思い、私もお母さんのことを突き飛ばしたりしたが、
お互いの暴力を振るった比率は8:2くらいだった。
その日の翌日、私は塾の帰り道、とうとう耐えきれずに私の迎えにきた父親に相談した。
家に帰ると、私は椅子に座らせられ、お母さんを父親は呼んできた。
すると、父親は驚きの言葉を口にした。
「なんかさー、るながお前に虐待されてるって言ってんだけど。」
私はお母さんに暴力を振るわれて困っている、と言っただけ。
虐待されてるなんて一言も言ってない。
当然お母さんは怒り狂い、私の太ももを叩く、髪を引っ張る、頬を叩くなどした。
ここで1番驚いたのが、そんなことをされている私を、父親は何も言わずに見ていたことだ。
助けも、責めも、何もしなかった。
数日後、私は百均にカッターと絆創膏を買いに行った。
リストカットをするため。
200円で買えた。
そこから、私はずっとリストカットに依存している。