(他ブログから記事のお引越しです。20091012追加)

えっと、まずはこちらをご覧ください。
http://blog.livedoor.jp/safe_food_of_asia/
このサイト、知ってる方もいるでしょうが、リンクフリーなので。
刺激的な画像も多いので、そのてに弱い方は気をつけてください。


<<本文です。>>
あいかわらずの長文です。

椎茸をいただきました。

私が以前通っていた着付け教室の、元講師のK先生からです。
先生から直接指導を受けたわけではないのですが、
縁あって懇意にさせていただいてます。
今はご自宅で教室を開いていらっしゃいます。

ご主人が兼業農家で、昨年秋の新米が取れた時期から、
お米を格安でわけて頂いてます。
先日も玄米1俵を頂きにうかがい、一緒に野菜もわけて頂きました。
玄米をいただいたあとのエピソードは、大型スーパーの話になります。


さてそのK先生宅でその後お茶をいただいた時の話です。

K先生がご近所の方から椎茸をたくさん頂いたそうです。
栽培用のホダ木(タネ菌を植え付ける木)が古くなり、
もう市場に出荷できない最後のものということで頂いたもの。
あまり多いので、どう保存したらよいか悩んでだら、
干すようにアドバイスを受けたそうです。

大き目のたまねぎ保存用ネットに入れて
ベランダに吊るしていましたが、
いつしか忘れてしまい、数日が過ぎた頃のこと。
なんだかチョウ(蛾)が家に寄ってくる。
変だなと思って、やっと椎茸の存在を思い出したそうです。

あわてて駆け寄ると、椎茸の周りには蛾が・・・

払って中を確認すると、だいぶ食われていたそうです。
せっかく干したけど、水で洗ってまた戻した状態に。

頂いた方に電話で事情を聞いてみると、
虫がついた原因は、
そのホダ木は実は自宅消費用の椎茸なので、
消毒してないからついて当然だ、とのことだそうです。

中まで虫は入ってないから、洗えばなんともない、との返事。

その椎茸を、それでもよければ、ということで分けて頂きました。


つまり、その椎茸を栽培した方は、商用の出荷する分には
虫がつかないように消毒(農薬)をする、ということですね。

K先生は、
「じゃあきゅうりなんかも(出荷するまで)毎日消毒するんだろうね」
と聞いたら、相手は
「んー、そんなにはしない」
と言いつつ、2日に1度くらいはやっているらしいのです。

家で食べる分はわけて栽培してるので、消毒なし。
とはっきり言っていたそうです。

はあ・・・

確かに椎茸は、かさの内側がぼろぼろでしたが、
とても肉厚でおいしかったです。

K先生のご自宅も自家用分の野菜を栽培されてて
あまりお店で買うことは無いそうですが、
その話を聞いたら店ではもう野菜は買えなくなったそうです。


我が家でも野菜はできるだけ生協を通して買ってますが、
それでも無農薬ではなく、散布回数が少ないくらいのものです。

取り扱い全てがそうではなく、中には市場と同じものもあるかも。

うちで買う野菜全てを有機栽培、あるいは無農薬には
経済的にもできません。

売り出しの日は、つい買っています。


ただ、この話を聞いて感じたことは、
農家の方が当然のように、出荷する分に農薬をかける行為は
私たち消費者の意識が先に変わらないと、
変わらないものかもしれません。。。。
ということ。


K先生宅のキャベツは、一冬越して色あせてました。
ブロッコリーはまとまってなく、バラバラです。
曲がったきゅうり、みな美味しかったです。