回顧録といいつつ、回顧なんてしてられない状態に…


2023年1月20日(金) 少し喉の痛み

 風邪かな~程度。

2023年1月21日(土) 発熱 37.5℃

 最後の抗がん剤から6日。これは副作用かな?熱が出たら医師に連絡って書いてるなと思い少し様子見。

 18:00頃、ものすごい倦怠感と咳、鼻水、痰等のフルコース症状。唾液タイプのコロナ検査するも陰性。

 いよいよ苦しくて、インフルエンザでも困るし、先ずは遠方の主治医のいる医療機関に電話。休日のため先生もおらず、インフルエンザの検査ならできるけど、それ以上はなにもできない。近隣の医療機関に相談してもいいよと言われ、地元の夜間診療や県立病院、私立病院等に連絡するも「抗がん剤治療中です」というと、どこも何とか解熱剤で様子見て月曜日にかかりつけ医に行ってと門前払い真顔

 諦めて寝込む。

2023年1月22日(日) 朝は解熱

 大丈夫かと思い、普通に過ごすと午後からまあ動けない。またもの凄い倦怠感があり、ゴロゴロ。唾液タイプのコロナ検査は陰性。

 夕方、辛すぎてまたもや近隣の医療機関に相談するも全滅ネガティブ芽生える殺意。

 もう一度遠方の主治医のいる医療機関に電話。看護師さんが親切な方で、お休み中なのに先生に連絡を取ってくれました。

 とりあえず、何とか解熱剤で夜乗り切って、朝イチ発熱外来で検査して陰性なら診察してくれるとのこと。その夜はもはや息苦しく、人生で一番の倦怠感だったかもしれません。

 いつも抗がん剤投与の日は、もう退職した父が送迎してくれるんですが、あまりの苦しそうな様子についに夫も見兼ねて休んでくれました。

 翌朝、子どもを保育園に送り、すぐさま病院へ。鼻グリグリされ、車で待機すること1時間半。先生から電話が。

「インフルは陰性なんですがね、コロナ陽性でしたー。病院入れないので、近くの薬局から薬もらってってね。」

 ちーん昇天 

 っていうか、はー??

 私、子どもの送迎とごく短時間の買い物しか行ってませんよ?陽性?

 どこでもらったんでしょうガーン免疫下がってるからでしょうか?


 子どもの保育園に電話し、すぐにお迎え。夫も会社に電話。私は人生初、こんなに辛い状態を経験。

 コロナなんてぜーったいになるもんじゃないです。


 3日は起きあがれませんでした。元気な私にしたらこんなの初めて。3日は両親や義理の両親が食べ物を持ってきてくれたりして、夫もがんばって子どもたちを、見てくれて乗りきりました。

 私も何とか這いつくばりながらも消毒しまくり。除菌スプレーのガンタイプのものを持っているのですが、もう一台購入。1階と2階に完備して定期的に除菌。拭き掃除。

 そして夫、咳が出る…

 はい、陽性昇天

 幸い、症状はさほどひどくなく、一安心。陽性者を隔離したって、うちのチビたちは3歳と6歳。この子達に触ってだめ、寄って来てだめなんて言ったって聞くわきゃない爆笑

 そこで私がしたのは、マスクに除菌はもちろんのこと、あとは常にポリエチレン手袋をつけっぱなしで生活することでした。

 私が保菌者なわけだし、でも家事もしないといけない。触れば菌がつくなら手袋で封じるしかないと思い実行。アルコールだって手袋の上から常にかけてるので手荒れも防げました。


 そんな生活が功を奏したのか、子どもたちは罹患せずに済んだんですニヤニヤ奇跡じゃないですか?

 今考えれば、あたしが発熱する前上の子が少し咳してたのであやしかったのか?何はともあれ、子どもたちも保育園は自主待機したりもしながら切り抜けました!

 

 家での待機生活は大変でしたが、あそこまで家族4人だけで過ごしたのはある意味貴重でした。

 こちらは雪国、そして田舎。暇になれば外で雪遊びする庭もあり、家の中ではホットケーキ作ったり、クッキー作ったりして。苦しくも、楽しい、貴重な体験となりました。なんか、やっぱりうちの子達めんこいなーと改めて思いました照れ

 すみません、親バカで(笑)


闘病中の皆さん、子育て中の皆さん、がんばりましょうね!