視力の低下を招くことも




夏に気になる紫外線。


実は、肌だけではなく、目にも大きなダメージを与えることをご存知ですか?



たとえば「紫外線角膜炎」。


これは、強い紫外線を直接かつ長時間浴びたときに起こる急性の角膜の炎症です。


スキー場など、紫外線の反射が強い場所で起きる「雪目」が広く知られています。


* 白目の充血

* 異物感

* 涙が出る


などの症状があらわれ、ひどくなると強い痛みが生じますが、多くは24-48時間ほどで自然に治ります。



慢性的なものとしては、「翼状片(よくじょうへん)」があります。


白目の細胞が異常に増えて、黒目に翼状に侵入する病気です。


増殖した細胞が瞳孔の近くまで侵入すると、視力が低下します。



白目に黄色のシミができる「瞼裂斑(けんれつはん)」も、紫外線を浴び過ぎることで起こります。



また、レンズの役割をする水晶体が白く濁る「白内障」は、加齢現象の一種ですが、紫外線も大きな要因となっています。


物が二重に見えたり、光をまぶしく感じたりするほか、進行すると視力が低下してしまいます。





サングラスと帽子で
紫外線をシャットアウト




紫外線による目へのダメージを防ぐには、サングラスの着用が有効です。



このとき注意しなければならないのは、レンズの色の濃さとUVカット率はまったく関係ないということ。


購入する際は、UVカット機能を備えているか、きちんと確認することが大切です。



UVカット加工がされていれば、眼鏡やコンタクトレンズでも紫外線を防ぐ効果があります。


これらを着用したうえで、つばの広い帽子や日傘を併用すれば、より高い効果が得られます。



午前9時ごろと、午後2-3時ごろは、目に入る紫外線が最も強いとされています。


この時間帯に外出するなら、とくに入念な対策を心がけましょう。


記事編集・制作 (株)法研 



DOCOMO スゴ得コンテンツより、
引用させていただきました 🙇