ヴェイパーフライ4%フライニット初日にハーフマラソンを走ってみた。 | サブ315大作戦

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mission3:15 impossible

2019年1月13日に開催された「第46回高根沢町元気あっぷハーフマラソン大会」レポでございます。初参加ながら、コースがえらくフラットだという話を聞き、さらに青学大も東海大もやって来るという名大会ということで懐手温め続けていた走行距離0kmのVF4%FKを背負ってやってまいりました。

 

コースはこんな感じです。10kmまで小さな周回を2周。その後大きく回るコース。

 


高低図は事前に告知されておりませんでしたが計測はこちら。

 
 
山谷に見えても20mの差なので噂通り上りも下りもほとんどなし。
 
さて、行こうぜ! VP4%FK。
 

ハーフ90カットするためには7km30分を実現しなければならない。しかも3セット。直前の試走でも50秒届かずのままレースへ。
 
運命の号砲。
image
 
 

1km 4:09

トラックを3/4回ってグラウンド外へ。多少の渋滞はあったもののすんなりロードへ。VP4%FKの反発を感じつつまずまずのラップ。

 

2km 4:04

渋滞が解消し、ヴェイパーの反発のままにストライドを意識して少しタイム短縮。いいぞ。

 

3km 4:06

やっと今日のペースが定まってきた。ぜーはーせずに効率的に進めている感覚。

 

4km 4:06

噛み切れないマシュマロの履き味のまま進む。1回目の給水。混雑もなくスポドリと水をどちらも飲む。

 

5km 4:11

左折してスタート地点方向に戻る。

 

6km 4:09

ラップの凸凹はあるものの平坦なコースを同じ感覚で走れている。ふくらはぎの負担等もなし。

 

7km 4:10

4:15/kmを超えたら借金、それ以内は貯金。最初の7kmをオール貯金で迎えることができた。

 

1-7km 28:58

1分を超える貯金に、ヴェイパーフライの恩恵を感じずにはいられない。ドーピング万歳!

 

8km 4:07

スタート地点を超えて2周目に入る。ラップは落ちずに2回目の7kmへ突入。

 

9km 4:07

ウェアはランシャツにアームカバーで体温上昇対策はしたものの、ここでサングラスが曇りだしカチューシャへ。

 

10km 4:12

サングラスを外すと視界良好。2回目の給水の後、そのまま直進するコースへ向かう。

 

11km 4:16

少しタイムが落ち始めた。これは、風だ!風が吹いてきた。

 

12km 4:19

14kmまで続く直線は遮るものが何もない水田。ランナーもまばらで風よけもない。

 

13km 4:14

一向に風は止まないまま、進むしかない。

 

14km 4:18

10km以降、向かい風を受けながら直線を終え左折して2回目の7kmラップを迎える。

 

8-14km 29:33

1-14km 58:31

じわりじわりラップが落ちてきて4:15/km近辺を刻みだしてしまうものの、何とか30分をクリア。しかし、30秒すら余裕がない。1-14kmではなけなしの1分半の貯金。ラップがこれ以上落ちてしまうと厳しくなる予感。

 

15km 4:24

左折すれば風が変わるはずという予測は外れ、さらに強風を感じる事態に。まさかの20秒台まで落ちてしまい、ヴェイパーの反発も感じなくなる。

 

16km 4:25

風で落ちたということもあるが、もがきながらストライドが落ちてピッチ走法に変わっていたことに気が付く。さらにミッドフットになってしまったようで、反発を全然感じない。ただの底の厚い靴となる。このままズルズル落ちてしまうのかな...というネガティブな考えも過る。

 

17km 4:17

「このままズルズル落ちるのは嫌だ」と奮起して左折するとともに気持ちを切り替える。再びストライドを広げ、フォアフットを意識してやり直す。

 

18km 4:13

気持ちの切り替えが奇跡的に成功し、なんとかラップが戻り始める。この17km、18kmが今回の重要なポイントだったと思う。

 

19km 4:16

7kmラップ3回目の意識よりも「あと3km!」「もう少し!」という沿道の声援でとにかくラップが落ちないように走る。90分カットを確信。

 

20km 4:04

自分の真後ろに女性の呼吸を感じてパスされないように逃げる。ラスト2kmとはいえ、最速ラップをここで刻めたことはうれしい。

 

21km 3:59

さらに逃げ続ける。逃げても逃げても完全に追われている。しかし、逃げる。そのおかげで4分を切った。

 

15-21km 29:38

4:25/kmを2回刻んでしまったものの、後半気持ちを切り替えて、なんとか30分を切れた。

 

 

22km 3:41/km

グラウンドに戻り、ゴールが見えてきた。「女性は左へ」「男性は右へ」となぜか注意を促される。前の男性ランナーは左に入ってるのに。仕方なく、右に進路変更しゴール。その隙に追いかけられていた女性ランナーにパスされてしまった。

 

 

ガーミンを止めてタイムを確認!

 

ゴールタイム 1:28:55.1

 

 

 
 
 
 

 

 

【ヴェイパーフライ4%フライニットの感想】

●地面からの反発で接地時間が短い

●反発はカーボンプレートの湾曲からなのでフォアフットが望ましい

●4:20/km以下だとその効果は著しく薄くなる

 

 

 

噂通りサブスリーランナーこそ効果が発揮するシューズだと思いました。自分の走力だと効果が得られるか得られないかの境界線上。ピッチを185spmで抑えられるようにしたつもりが193spmと早くなってしまってました。が、ストライドも伸びていたので、その分タイムが縮まりました。ピッチ走法になればなるほど、効果は薄まるシューズじゃないかなー。
 
ちなみに、走り終えた後も翌日もふくらはぎも脚のどこにもダメージは残りませんでした。これがズームXソールの恩恵なんでしょうね。
 
 
 
2014年11月2日に人生初のハーフマラソンを経験。
タイムは1時間43分。
そして、2回目のハーフマラソンは2015年2月22日。
タイムは1時間36分。
次は90分切りだ!なんて夢を見つつ4年が過ぎました。
 
4年間の経験を積みましたが、
4歳歳を重ねてしまいましたw
 
 
そして、やっと、やっと、
ハーフ88分、達成!
 
 

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