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タイトルからお分かりのとおりに、先日、とうとう
母が亡くなりました。8月10日、夜10時10分。
85歳でした。
家族が見守る中、静かに息を引き取りました。が、私は伊豆へいたので、母の最後を看取ることは出来ませんでした。
最後は入退院を繰り返し、10日朝、またも入院した矢先、容体が急変しました。夜、兄や父から、「母さんが危ない。」と電話で言われてから、さほど経たないうち、母は逝ってしまいました。
眠れない夜でした。放心状態でした。
でも、夜中思い立って荷作りをし、翌日、お盆になるので、混雑を避けて夕方千葉に向けて出発、
新幹線乗り場まで、パートナーの妹さんが、車で送ってくれました。夜23時頃、ようやく実家に着き、
母と対面しました。お線香を上げ、母の顔を見ながら話しかけているうち、涙が溢れて止まらなくなりました。
翌日、母はエンバミング?という処置をするため、
場所を実家から葬儀屋によって、移されました。
ここからが長かった。
15日に葬儀をする予定が、お盆と台風🌀が重なり、なんだかんだで18日に延期になったのです。
それまで、皆情緒不安定になっていて、泣いたり、怒鳴ったり、家族間でケンカにもなりました。
まだ葬式も済ませてないし、母さんが悲しむから、今はやめよう、と父が言い、「母さんが泣くよ。」と私が言いました。本当に、こんな私たち家族を見たら、母は悲しむでしょう。
8月18日午前10時より、葬儀は始まりました。
家族葬ということでしたが、沢山の方々が駆けつけて下さいました。親戚、近所の方、父と母の同級生、友人。10年か20年ぶりぐらいに、会う親戚もいました。それまで、気丈に振る舞っていた私でしたが、お葬式が進むにつれ、また涙が溢れて止まらなくなりました。メモリアル写真お披露目の時、流れていた音楽は、私が母に、最後に贈ったカノンでした。そのカノンを聞きながら、20数枚の思い出の写真を振り返り、母を偲びました。
出棺の前、みんなでたくさんの花を、棺に入れました。昔、兄妹で折った、千羽鶴も入れ、最後の別れをする時、誰よりも泣いていたのは私でした。
母に、泣きながら「お母さん、お疲れ様でした。育ててくれて、ありがとう。」と言ったのがやっとでした。
式場から、バスで火葬場に移動し、火葬の間、皆んなで食事と思い出話をしました。
やがて、お骨になって出て来た母のお骨を、皆んなで箸で拾って、骨壷に納め、葬儀は終了となりました。小さくなってしまった母の遺骨を兄が持ち、
位牌を父が持ち、遺影を私が持って、移動し、帰宅しました。帰る前の親戚の挨拶で、「お気を確かに。」と、父と私に言って下さった方がいました。
それだけ、私が悲しみで消耗しているように見えたのでしょう。有難いお言葉だと思いました。
母と私は、生前、複雑な関係でした。
共依存であり、お互いに必要としながらも、不必要としているところもありました。
ずいぶん悩んだし、苦しんだし、悲しんだし、、
でもまた、母の好きなクラシックのコンサートの付き添いは、いつも私の役目で、ずいぶん一緒にコンサートに通ったっけ、、、
母と共有した時間は、今となっては宝のよう。
色々なことがあったけど、亡くなってしまっては、全てが諸行無常、今となっては、感謝しか湧いてきません。本当に、ありがとうという言葉しか出て来ず、ただただ、母の冥福を祈るばかりです。
お母さん、長い間、ありがとうございました。
いくつもの病を抱え、闘いながら、お母さんは最後まで希望を失わず、すごく頑張ったよね。
本当によく頑張った。お母さんの、底力を見た気がしたよ。それにお母さんは、すごいサバイバーだった。強かったね。私は4月5日に、病室を出る時、握手したのが最期となってしまったけど、あの時のお母さんの手の温もり、力強さは、一生忘れない。
苦労をかけたね。今は、ゆっくり休んでください。
本当に、多くをありがとう。ピアノを習わせてくれて、ありがとう。またいつか、お母さんの好きなピアノを弾くから。天国に届くように。
本当に、お疲れ様でした。
長くなりましたが、最後までお付き合い下さった皆さま、ありがとうございます。
私たちは、母の遺志を継いで、希望を忘れず、これからより一層、精進して参ります。
これまで、幾度か母のことを掲載してきましたが、
母のことを気にかけ、また私のことを気にかけて下さり、ありがとうございました。
母に代わって、心よりお礼申し上げます。
皆さまも、お身体にはくれぐれもお気をつけてお過ごしください。
まだまだ暑い日は続きます。どうぞご自愛のほどを
p.s.最近、体調不良のため、いいね👍のお返しが遅れるかもしれません。いつもいつも、すみません