森田村の新婚生活シリーズ化したいと思います!






アイドルを卒業して3年。

結婚して3ヶ月。ほのには可愛い奥さんがいる。


「ほのちゃ〜んっ」


そう言いながら後ろから抱きついてきてるのがほのの奥さん、ひぃちゃん。


「ひぃちゃん、どないしたん?」

「ぎゅーして?」

「はいはい、しゃーないなぁ」

「んふふ、ほのちゃんの匂い」

「ほの赤ちゃんと結婚したんやっけ?」

「違う!ひぃと結婚してるの!」

「可愛いなぁ…」


頬を膨らませながら抱きついているひぃちゃんが可愛くて仕方ない、


「ちょっとご飯作るからひぃちゃんまっとける?」

「あと10秒…」

「あ、ひぃちゃん眠いんやろ?」

「ほのちゃんあったかいけんねむなってきた…フワァ…」

「えいっ」


あくびをして大きく開いたひぃちゃんのお口に指を入れる


「もうっ!ひぃ猫ちゃうけん!」

「ほなってひぃちゃん可愛いんやもん。」

「ずるい…」


ほのからの可愛いにめっぽう弱いひぃちゃん


「寝よっか」

「ほのちゃんと寝る〜!」

「はいはい、よっと、」

「わ!いいん?」

「ええで」


ひぃちゃんを抱っこしてベッドに運ぶ


「ほのちゃん、ぎゅーして?」

「ええよ」


トントンしたらひぃちゃんすぐ寝るねんな


「ほのちゃん、好いとーよー…」

「ほのもひぃちゃんのこと大好きやで」


5秒後には寝息を立て始めたひぃちゃん


ひぃちゃんを起こさないようにそっと体を起こし、ご飯を作りにキッチンに戻る。


最近寒なってきたし今日はおでんやな


具材を切り、串に刺し、じっくり煮込む


「そろそろかな?」


ガラガラッ


「ほのちゃん一緒寝てないやん…泣」

「でも寝れたやろ?」

「目覚めた時寂しかった…泣」

 

ギュッ


あっという間にほのに抱きついてるひぃちゃんの頭を撫でる


「よしよし、ごめんなぁ?ひぃちゃんの大好きなおでん作ったから許して?な?」

「いいよ?」


不意打ちの上目遣いにやられる


「かわい…」

「恥ずかしいからやめてよ…」

「ひぃちゃんお腹空いてるやろ?」


ひぃちゃんの寝癖を治しながら問いかける


「お腹減ったぁ、ほのちゃんの料理が世界1!」

「嬉しいこと言うてくれるなぁ、ほな食べよか!」

「うんっ!ほのちゃんありがとう!」


「「いただきますっ」」