ドレスの下はからっぽ
冒頭に申し上げました、「超駄作」だが間違って心に残ってしまった作品。
この作品をご存知な方も少ないでしょう。
大まかに言うと、連続モデル殺人事件と言うストーリー。
しかし!こんなベタな内容のわりに、兄弟愛、同性愛、ドラッグ……等など結構深いのである。行方不明になった双子の兄弟の妹を探しに、兄が奔走するのだが、双子特有のシンクロが、事件を解決に導く演出に、知らず知らず引き込まれてしまう。
結構ラストのどんでん返しには、驚く方も多いかも。
決して傑作ではないが、ラストシーンの映像はあまりにも美しすぎて、スタイリッシュとも感じてしまった…。
15~6年前に見付けた作品だが、ここ最近ビデオ・レンタル屋で探しても、見つからない。あまりにもB級作品だからですかねぇ……。
この作品をご存知な方も少ないでしょう。
大まかに言うと、連続モデル殺人事件と言うストーリー。
しかし!こんなベタな内容のわりに、兄弟愛、同性愛、ドラッグ……等など結構深いのである。行方不明になった双子の兄弟の妹を探しに、兄が奔走するのだが、双子特有のシンクロが、事件を解決に導く演出に、知らず知らず引き込まれてしまう。
結構ラストのどんでん返しには、驚く方も多いかも。
決して傑作ではないが、ラストシーンの映像はあまりにも美しすぎて、スタイリッシュとも感じてしまった…。
15~6年前に見付けた作品だが、ここ最近ビデオ・レンタル屋で探しても、見つからない。あまりにもB級作品だからですかねぇ……。
ファーゴ
こんなにも美女、美男が出ない作品も珍しい。
俳優自身の魅力、人気で一切ひっぱらない演出は、あっぱれとも言える。
多額の借金を抱えたセールスマンが、妻の偽装誘拐で借金返済を企てるが、雇った男達が悪人だった為、殺人事件へと発展してしまうと言うストーリー。
内容、映像ともエグイはずなんだが、不思議と一つ一つのシーンを、静止画像で観ている気分になってしまう。
これがスピード感のある映像だと、あまりのエグサにお腹が一杯になると思うが、この作品は観終わった後、何故か心の中に静けさが残るのである。
この不思議な感覚は一度観てもらうと、分かって頂けると思う。
コーエン兄弟監督の作品に共通するテーマは、酷なまでの「人間批評」だ。
この作品もその一つ。自分が登場する人達に、当てはまってないか確かめるのにも、お使い頂ける作品だと思いますねぇ……。

タイトル: ファーゴ
俳優自身の魅力、人気で一切ひっぱらない演出は、あっぱれとも言える。
多額の借金を抱えたセールスマンが、妻の偽装誘拐で借金返済を企てるが、雇った男達が悪人だった為、殺人事件へと発展してしまうと言うストーリー。
内容、映像ともエグイはずなんだが、不思議と一つ一つのシーンを、静止画像で観ている気分になってしまう。
これがスピード感のある映像だと、あまりのエグサにお腹が一杯になると思うが、この作品は観終わった後、何故か心の中に静けさが残るのである。
この不思議な感覚は一度観てもらうと、分かって頂けると思う。
コーエン兄弟監督の作品に共通するテーマは、酷なまでの「人間批評」だ。
この作品もその一つ。自分が登場する人達に、当てはまってないか確かめるのにも、お使い頂ける作品だと思いますねぇ……。

タイトル: ファーゴ
バグダット・カフェ
ここ最近、女同志の友情を描く作品は少なくなったかも……。
「テルマ&ルイーズ」、「DEARフレンズ」、古い所では「ジュリア」など有名所の作品に共通しているのは、最初から友人同志と言う事である。
しかしこの作品は、全く共通点がない二人が、かけがえのない友人になってゆくのである。
黒人女性が経営するモーテル「バグダット・カフェ」に、ふとあらわれたドイツ人女性。この黒人女性は日々怒ってばかり。そのとっばちりはドイツ人女性にも飛んでくる。しかしこのドイツ人女性は、怒りもせず親切心を持って接して行く。この親切心さえも、黒人女性はうっとうしいばかりだが……。
氷の塊の様な心が、少しづつ溶けていったのは、夫でもなく、子供でもなく、お互いの真実を知り、厚い友情で結ばれたこのドイツ人女性っだったのである。こんなに180度も変わる女同士の友情……。
出来上がった友情もいいが、育んでいく友情もいいですねぇ。
「テルマ&ルイーズ」、「DEARフレンズ」、古い所では「ジュリア」など有名所の作品に共通しているのは、最初から友人同志と言う事である。
しかしこの作品は、全く共通点がない二人が、かけがえのない友人になってゆくのである。
黒人女性が経営するモーテル「バグダット・カフェ」に、ふとあらわれたドイツ人女性。この黒人女性は日々怒ってばかり。そのとっばちりはドイツ人女性にも飛んでくる。しかしこのドイツ人女性は、怒りもせず親切心を持って接して行く。この親切心さえも、黒人女性はうっとうしいばかりだが……。
氷の塊の様な心が、少しづつ溶けていったのは、夫でもなく、子供でもなく、お互いの真実を知り、厚い友情で結ばれたこのドイツ人女性っだったのである。こんなに180度も変わる女同士の友情……。
出来上がった友情もいいが、育んでいく友情もいいですねぇ。
ラジオ・デイズ
ウッディ・アレンの作品は、好き嫌いがはっきり分かれてしまうのは、なぜだろう……。
こんなに傑作と駄作の区別が、激しい監督も珍しいですからねぇ。
ま~食わず嫌いと言うか、鮮度が悪くて当たってしまったと言うか……。
でも彼の傑作は本当に素晴らしい作品ばかりです。
この作品もその中の一つ。それもキラ星!
ウッディ・アレンの自伝的なストーリーです。彼はユダヤ人なので、ユダヤ人特有の風習とかしきたりを、彼独特のユーモアで描いている。
TVが無い時代。ラジオがどれだけ人々に密着していたか……。
アナログにしか分からない楽しみ、画像がないからこそ膨らむ想像力!
それをその時代、時代の音楽に載せ、軽いタッチで淡々と織り成す表現力!
本当にこの作品を観ていると、しみじみ良い時代だったと思いますねぇ……。

タイトル: ラジオ・デイズ
こんなに傑作と駄作の区別が、激しい監督も珍しいですからねぇ。
ま~食わず嫌いと言うか、鮮度が悪くて当たってしまったと言うか……。
でも彼の傑作は本当に素晴らしい作品ばかりです。
この作品もその中の一つ。それもキラ星!
ウッディ・アレンの自伝的なストーリーです。彼はユダヤ人なので、ユダヤ人特有の風習とかしきたりを、彼独特のユーモアで描いている。
TVが無い時代。ラジオがどれだけ人々に密着していたか……。
アナログにしか分からない楽しみ、画像がないからこそ膨らむ想像力!
それをその時代、時代の音楽に載せ、軽いタッチで淡々と織り成す表現力!
本当にこの作品を観ていると、しみじみ良い時代だったと思いますねぇ……。

タイトル: ラジオ・デイズ
ドッグ・ショウ!
犬好きには、たまらない作品。
しかし、よくある動物が主役の作品ではない。
犬達のコンテスト「ドッグショウ」がメインのスト-リ-だが、飼い主達が一味も二味もクセがあり、人間も動物の一種として描いてて、またそれが上手いんですよねぇ。
5組の飼い主達のインタビュ-などを織り込んで進むスト-リ-の為、ドキュメンタリ-タッチで思わず観入ってしまった。
そう言えば同じ構成の映画でニコ-ル・キッドマン主演の「誘う女」と言う作品があったが、あれはひどかった……お薦めはしませんねぇ。
話は戻りますが、犬の為なら!と言う人間達の変な自己満足を、滑稽に描いてて大笑いをする訳ではないが、「クスッ」と笑ってしまうんですよねぇ……。

タイトル: ドッグ・ショウ! 特別版
しかし、よくある動物が主役の作品ではない。
犬達のコンテスト「ドッグショウ」がメインのスト-リ-だが、飼い主達が一味も二味もクセがあり、人間も動物の一種として描いてて、またそれが上手いんですよねぇ。
5組の飼い主達のインタビュ-などを織り込んで進むスト-リ-の為、ドキュメンタリ-タッチで思わず観入ってしまった。
そう言えば同じ構成の映画でニコ-ル・キッドマン主演の「誘う女」と言う作品があったが、あれはひどかった……お薦めはしませんねぇ。
話は戻りますが、犬の為なら!と言う人間達の変な自己満足を、滑稽に描いてて大笑いをする訳ではないが、「クスッ」と笑ってしまうんですよねぇ……。

タイトル: ドッグ・ショウ! 特別版
プリシラ
ドラッグクイ-ン(ゲイ)達を、描く作品は多々あるが、この作品は俳優陣が面白い。テレンス・スタンプ、ヒュ-ゴ・ウィ-ビング、ガイ・ピア-ズ・・
ガイ・ピア-ズなんかはまだ新人の頃だ。
性転換済みのドラッグ・クイ-ンを、あの「コレクタ-」の
テレンス・スタンプが演じてるとは……考え深いですねぇ……。
この手の作品は、どうしてもゲイ達の悲哀か、コメディタッチで描かれてしまう。この作品も右に同じ部分もあるが、シニカルに描いてるからなのか、上質な「ロ-ドム-ビ-」に仕上がっている。
音楽も70~80年代ポップス、ジャズ、ソウル、オペラ……ある程度の年齢の方は懐かしさを感じるはずでしょう。
よく3人で踊るシ-ンが出てくるが、テンレンス・スタンプだけ一拍遅れてるとは思ってはいけません。お歳ですので仕方がないんですねぇ……。
ガイ・ピア-ズなんかはまだ新人の頃だ。
性転換済みのドラッグ・クイ-ンを、あの「コレクタ-」の
テレンス・スタンプが演じてるとは……考え深いですねぇ……。
この手の作品は、どうしてもゲイ達の悲哀か、コメディタッチで描かれてしまう。この作品も右に同じ部分もあるが、シニカルに描いてるからなのか、上質な「ロ-ドム-ビ-」に仕上がっている。
音楽も70~80年代ポップス、ジャズ、ソウル、オペラ……ある程度の年齢の方は懐かしさを感じるはずでしょう。
よく3人で踊るシ-ンが出てくるが、テンレンス・スタンプだけ一拍遅れてるとは思ってはいけません。お歳ですので仕方がないんですねぇ……。
コックと泥棒、その妻と愛人
難解作品が多いピ-タ-・グリ-ナウェイ監督。
この作品はまだスト-リ-は、分かりやすいかな……。
一言で言えば「痛い作品」。人間が持つ「欲望」を、独特な映像で描いてる。
トイレで妻と愛人が織り成すシ-ンがよく出てくるが、そのトイレの装飾が素晴らしい!これはスタンリ-・キュ―ブリックの、「シャイニング」のトイレでのシ―ンを思い出しますねぇ。トイレトイレってお下品だが、両作品とも核となるシ-ンなので、どうしても印象づいてしまうのです。衣装も全てゴルチェで、映画全体の美術には関心しました。でもどうしてもテ-マソングを聞くと、「料理の鉄人」を思い出してしまいますねぇ……。

タイトル: コックと泥棒、その妻と愛人
この作品はまだスト-リ-は、分かりやすいかな……。
一言で言えば「痛い作品」。人間が持つ「欲望」を、独特な映像で描いてる。
トイレで妻と愛人が織り成すシ-ンがよく出てくるが、そのトイレの装飾が素晴らしい!これはスタンリ-・キュ―ブリックの、「シャイニング」のトイレでのシ―ンを思い出しますねぇ。トイレトイレってお下品だが、両作品とも核となるシ-ンなので、どうしても印象づいてしまうのです。衣装も全てゴルチェで、映画全体の美術には関心しました。でもどうしてもテ-マソングを聞くと、「料理の鉄人」を思い出してしまいますねぇ……。

タイトル: コックと泥棒、その妻と愛人
グロリア
言っておきます!シャロン・スト-ン版の「グロリア」ではございません。
オリジナルのジ-ナ・ロ-ランズ版の「グロリア」です!
間違ってもシャロン・スト-ン版は観てはいけません。可哀相になります……。ひょんな事から、マフィアの秘密を握る男の子を、預かってしまった元娼婦の物語。 どんなにマフィアに追われようが、ニナリッチのドレスとハイヒ-ルは欠かさない、彼女のポリシ-をカッコ良く描いてます。 逃げるんであればジ-ンズとスニ-カ―の方が楽だろう……などと邪な目で観ては行けません。監督はジ-ナ・ロ-ランズの夫で俳優でもあるジョン・カサヴェテス。
夫婦だからなんでしょうか?他の俳優夫婦共作の映画が全て傑作とは言えませんし……。なのでこの夫婦は一言!カッコイイですねぇ。
オリジナルのジ-ナ・ロ-ランズ版の「グロリア」です!
間違ってもシャロン・スト-ン版は観てはいけません。可哀相になります……。ひょんな事から、マフィアの秘密を握る男の子を、預かってしまった元娼婦の物語。 どんなにマフィアに追われようが、ニナリッチのドレスとハイヒ-ルは欠かさない、彼女のポリシ-をカッコ良く描いてます。 逃げるんであればジ-ンズとスニ-カ―の方が楽だろう……などと邪な目で観ては行けません。監督はジ-ナ・ロ-ランズの夫で俳優でもあるジョン・カサヴェテス。
夫婦だからなんでしょうか?他の俳優夫婦共作の映画が全て傑作とは言えませんし……。なのでこの夫婦は一言!カッコイイですねぇ。
愛と哀しみのボレロ
いわゆる「反戦映画」である。
しかしこの映画には無意味な戦争によって引き裂かれる家族、数奇な運命をたどる人々の他に、素晴らしい音楽も描かれている。以前同クロ-ド・ルル-シュ監督の作品「遠い日の家族」を観た。同じ反戦映画ではあるが、救いがなく非常に心が痛かった。しかしこの映画は「反戦主義」と言う監督の思想に、ミッシェル・ルグランの楽曲が救いをもたらせたのである。ラストに「ボレロ」の楽曲で天才ダンサ―、ジョルジュ・ドンが踊るシ-ン。最初は彼一人で踊っているが、楽曲が進むにつれ、どんどん人数が増え大きな輪を造り、皆踊り出してゆく。どんなに一人であっても勇気と信念を持って叫び出せば、大きな力を生みだしていけるはず……監督の切なる願いだと感じた。監督の思想を背負い、見事に踊り切ったジョルジュ・ドンは、本当に素晴らしかったですねぇ。

タイトル: 愛と哀しみのボレロ
しかしこの映画には無意味な戦争によって引き裂かれる家族、数奇な運命をたどる人々の他に、素晴らしい音楽も描かれている。以前同クロ-ド・ルル-シュ監督の作品「遠い日の家族」を観た。同じ反戦映画ではあるが、救いがなく非常に心が痛かった。しかしこの映画は「反戦主義」と言う監督の思想に、ミッシェル・ルグランの楽曲が救いをもたらせたのである。ラストに「ボレロ」の楽曲で天才ダンサ―、ジョルジュ・ドンが踊るシ-ン。最初は彼一人で踊っているが、楽曲が進むにつれ、どんどん人数が増え大きな輪を造り、皆踊り出してゆく。どんなに一人であっても勇気と信念を持って叫び出せば、大きな力を生みだしていけるはず……監督の切なる願いだと感じた。監督の思想を背負い、見事に踊り切ったジョルジュ・ドンは、本当に素晴らしかったですねぇ。

タイトル: 愛と哀しみのボレロ
パリ・テキサス
この映画の中には真の男が描かれている。
突然理由も告げず夫と子供の前から姿を消した妻。
夫は苦悩しながらも、理解していたと思っていた結婚生活を振り返りながら妻捜しの旅に出る。旅が進むにつれもつれた糸がほどき始めていき、そして夫は本当の妻の姿を知る事になる。ラスト夫は母を捨てきれなかった妻と子供をホテルの一室で会わせる。そして窓越しに写った抱擁する二人の姿を目に焼き付け、夫は一人立ち去るのである。どうですか?運命に飲み込まれテロリスト相手にバンバン撃ちまくる男、番傘片手に敵地に一人で乗り込んで行く男……それだけが真の男の姿ではない。「男の美学」を素晴らしい映像と音楽で描いてくれたヴィム・ベンダ-ス監督あなたは偉い!完敗です……。それからこの映画のナスタ-シャ・キンスキ-は恐ろしく美しすぎる……必見ですねぇ。

タイトル: パリ、テキサス
突然理由も告げず夫と子供の前から姿を消した妻。
夫は苦悩しながらも、理解していたと思っていた結婚生活を振り返りながら妻捜しの旅に出る。旅が進むにつれもつれた糸がほどき始めていき、そして夫は本当の妻の姿を知る事になる。ラスト夫は母を捨てきれなかった妻と子供をホテルの一室で会わせる。そして窓越しに写った抱擁する二人の姿を目に焼き付け、夫は一人立ち去るのである。どうですか?運命に飲み込まれテロリスト相手にバンバン撃ちまくる男、番傘片手に敵地に一人で乗り込んで行く男……それだけが真の男の姿ではない。「男の美学」を素晴らしい映像と音楽で描いてくれたヴィム・ベンダ-ス監督あなたは偉い!完敗です……。それからこの映画のナスタ-シャ・キンスキ-は恐ろしく美しすぎる……必見ですねぇ。

タイトル: パリ、テキサス