井出留美(Rumi Ide, Ph.D. ) 食品ロス問題専門家 オフィシャルブログ -217ページ目

即席麺の賞味期限を1〜2ヶ月延長

昨日10月10日、あさ6:22~6:27に放映された、日本テレビのzipで、「即席麺の賞味期限を1~2ヶ月延長する」件が放映されました。



これまで、カップ麺は5ヶ月、袋麺は6ヶ月でしたが、それを、来春から1~2ヶ月延長するそうです。



食品ロスが減る、無駄を減らす、ということが目的です。

そもそも日本では、諸外国に比べて、賞味期限を早めに設定しています。

加えて、そのまた前に「販売期限」があるものですから、実際に食べられる期間よりも前めに「食べられない」状態になってしまいます。



ちなみに番組では「日本の食品廃棄物は500~800万トン」と紹介されていましたが、日本の食品廃棄物は2000万トン近くあります。

そのうち、まだ食べられる(食品ロス)のが「500~800万トン」です。



今回、賞味期限の基準を緩和することにより、延長がかなったとのこと。

もと食品メーカーの立場から推察すると、従来から、本当はもっと長かったのではないでしょうか。即席麺に限らず、どのような食品群でも、かなり前に賞味期限を設定していますので・・・

これはメーカーだけに責任があるのではなく、メーカーからいったん出てしまえば、どのような状態で保管されるのか、100%保証がとれないためです。

食品の賞味期限は、正しい状態で保管されてこそのものです。

ただ、直射日光に当たってしまっていたとか、高温高湿に長く置かれていた、などとなると、たとえ賞味期限が先になっていても、中の成分が酸化するなど、品質の劣化は防げません。



今回は、2つの観点から検証し、1~2ヶ月は延ばせる、と判断したとのこと。





また、容器についても改良を重ねているそうです。



また、店頭の値札などに「K-30」と表示してあれば、それは、「賞味期限の30日前に棚からおろしなさい」という意味だそうです。



即席麺は、日本人にとっても長年愛用されてきた食品です。

この即席麺の賞味期限の延長を皮切りに、さまざまな食品・・・缶詰や乾麺、など、いろいろな食品でも、同じような動きが起きることを期待しています。




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