井出留美(Rumi Ide, Ph.D. ) 食品ロス問題専門家 オフィシャルブログ -213ページ目

広報担当者に必要な「客観性」「俯瞰する力」

広報の担当者に欠かせないのは、客観性、俯瞰する力。

自分の立場や自社の立場だけでなく、メディアだったらどうか、消費者だったらどう感じるか、など、さまざまなステークホルダーの立場を、自然に想像できるようになる必要があります。

少なくとも、メディアだったらどうか、と考える姿勢は必須です。

メディアだったら、この新製品のプレスリリースを載せたいと思うか?

毎日毎日、どこかの会社が何かしらの新製品を発表しています。

溢れる新製品の中で、本当にメディアは載せたいと思うのか?

はっきり言って、かなりの希少価値があるものでないと、普通の新製品(たとえば既存食品のシリーズに、フレーバーの違う食品が出ました、など)を全国紙や全国放送のテレビ番組で扱って頂くのは難しいでしょう。

メディアだったらどう考えるか。

たとえば、「最近の食のトレンド」というテーマやタイトルにし、自社製品も含めて他社製品の情報も取り込んだ資料であれば、興味を持つかもしれません。

メディアは、コマーシャル以外の記事にする場合、ひとつの会社のひとつの製品だけで記事にすることは少ないからです。

B to Cだと記事になりやすいが、B to B だと難しい、という意見もよく聞きます。

では、メディアに露出するだけが広報活動なのか?

そうではないでしょう。

もし、B to B企業が、広報活動の目的として「優秀な人材を獲得すること」であるならば、単なるメディア露出だけでない、別の戦略が考えられるかもしれません。

本質は何なのか、何が目的なのか。

仕事に取り組みながら、常に考え続けることが重要ではないかと思います。

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