千駄木駅から団子坂をほんの少し上り、路地を左に曲がった場所にあるこちらの古民家。
「檸檬の実」人形作家さんでもあるイダマイコさんがお一人で切り盛りされているお店です
ランチは¥1296のみになり〼
(ます、のかわりに〼と書かれるのはイダさん流)
副菜プレート(3種ほど)➕メイン(肉か魚)➕ごはんorお店で焼きたてのパン➕味噌汁orスープorラテなどのドリンク
メニューは日替わりで、入店してから店主さんから「今日は~ですが大丈夫ですか?」と聞かれ始めて分かります。なので入るまではドキドキ
自然と前日の食事とかぶったらどうしよう…とよぎりますが、たとえ同じ食材を使用されていてもイダさんの独特なハーブ使いや素材の生かし方で出てくるので、心配ご無用
残念ながら写真はNGなお店です。
食材の切り方、色合い、盛り付け方と絵になる料理…
木造建築の古民家に馴染んでいるL字型の木材のカウンター、暖色系のランプ、季節の花やフルーツ、使いこまれたカウンター周りの食器や調理器、荷物入れに使えるお鍋などの遊び心も感じられる古道具使いや、イダさんのこだわり什器達…ゆったりとした音楽、キュートなイダさんスマイルと無邪気な笑い声…
お店のあらゆる要素、空気感がお料理をさらに美味しく魅せ、食事をする人が寛ぎ、自ずと五感を研ぎ澄ませ食事をとることが出来るような環境に仕立てているようです
そして、なんといっても檸檬実のお料理の特徴は副菜、メインとどの料理にも、イダさんの自在なスパイス使いが堪能できることです
これまで私はシナモン、ガラムマサラなどのメジャーなものしか知らなかっただけに、スパイスがここまで食材を引き立て美味しくし、味わい深くするのことに驚きます
豚肩肉✖ローズマリーのオーブン焼き(絶品!)梨✖クミン、ジャガイモ✖タラゴン、サツマイモ✖マジョラム、長崎昆布✖山椒etc…(使用されているハーブが分からないことが多々なのでイダさんに教えていただきますお料理は副菜→メイン…と出来上った順番に提供されるので、そのタイミングでこそっと伺ってます。お忙しいのにありがたい限りです)
つい頬がほころんでしまいます
毎週土日は夜に営業されている「夜檸檬」もいつかお邪魔し、お酒をのみながらイダマリネをのんびり堪能したいと思っています
今後もレモ実レポートが続く予定であり〼
(イダさんの書 from往来書店tweetより転用)
檸檬の実HP