振り返り、忘れないうちにまとめます。
「流産した場合、次の妊娠や、体外授精はいつから再開できるか?」

流産手術をした1週間後、手術した地元の産婦人科で診察を受けました。特に問題はなく、先生に「他に聞きたいことある?」と言われ、色々相談しました。その時のまとめ。
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44歳、体外授精(39歳に採卵→受精卵から胚盤胞まで育て、凍結していた残り1個の凍結胚を移植)から流産手術。40歳直前に体外授精〜出産した女児あり)
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一般的に流産をすると、子宮内が整うまで性交渉は生理1周期を待つようにいわれるが、妊娠しやすくなるというより、妊娠した場合、胎盤癒着のリスクがあると考えられている。胎盤癒着は、妊娠時にはあまりわからず出産時に、胎盤がはがれず、出血等で最悪の場合、子宮を摘出するケースもあり。
体外授精の為の採卵からスタートする場合は、生理3周期目から再開できる。つまり生理2回を待つことになる。1回目の生理は遅れるケースが多いから、待機期間3ヶ月。年齢的にその時間も惜しいと思えば、排卵日を予測して(生理周期が26〜28日だと、妊娠しやすい日は12〜16日)、自分達で頑張る。病院で卵胞の育ち具合をチェックして、排卵日が近いか教えてもらう。基礎体温は、体の状態を後で知ることができるが、体温が上がった後なら排卵後なので性交渉しても遅い。体外授精を先に検討している場合、排卵誘発剤を使うことはしない方が良い。体外授精の際、排卵誘発剤使用から何カ月か身体を休ませた方が良いと聞いたことがある。

今回初めて知ったのは、流産手術後、1回目の生理がくるまでの間も排卵はしているという事。遅れる場合が多いから、1回目の排卵日は予測しづらい。もし妊娠してしまったら?そのままゴールを目指す。胎盤癒着するリスクは?もしお母さんが若い20代なら、次の妊娠も考え子宮まで摘出するリスクは避けたい。私のような高齢の場合、ぶっちゃけ、最悪の場合、妊娠〜出産後、胎盤癒着でどうにもならない場合、次の妊娠はあきらめて子宮をとるリスクもあり!という極端な考えもあり。もちろん医師としては進められない極論だけど、すぐ妊娠し、無事出産している人もいる。
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診察後、相談室でベテラン看護師さん?助産師さん?と面談
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Rさん、色々あり良くここまで頑張ったわね〜とはげしく共感されてしまい、さすがに涙が止まらずでたが、きっと相談室の目的は心の疲れを少しでも取ることなんだろう。個人病院のケアは素晴らしいと思う。

先生との雑談で、すっかり胎盤癒着リスクでも頑張る気満々になった私だが、看護師さんに止められた。胎盤癒着を甘くみては行けない。母胎の命にもかかわる場合だってある。もちろん必ずなるわけではないが、1ヶ月だけ待てない?1人お子さんいるなら、お母さんの身体が一番大切よ〜。

別の看護師さんは、色々聞いて、最後はお母さんの心のままに動いたら?
自分が納得することが一番だと思う。

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相談室で泣き笑いしながらじっくり話して、旦那さんにもLINEで報告して、最初は「じゃあがんばろう」の返信のあと、→「母胎のリスクあり」返信→「こわっ」

病院でここまでじっくり話せて、自分でも暴走列車のようになりそうな所、ちょっとブレーキがかかる。
「心のままに」と思いつつ、冷静になってみよう〜と日常生活に戻りました。