伊坂さんのデビュー作『オーデュボンの祈り』読みました。

伊坂作品は好きで、アヒルと鴨のコインロッカー、ラッシュライフ、フィッシュストーリー、ゴールデンスランバーと読んでいますが、デビュー作は全く意外な感じ。


シュールでSF?ミステリー?、現実にはない話なのですが、気になり一気に読んでしまう。

彼の作品の共通点『舞台は仙台、ビートルズ』は登場しますが、全く新鮮な作品でした。

しゃべる案山子に始まり、変なことばかり起こるのに、主人公には何か島の救世主になってほしいような気持ちになり、、応援してしまう。不思議な世界。

http://www.shinchosha.co.jp/book/125021/

時の流れが違う世界を行き来している感覚が、

以前読んだ『風の影』カルロス・ルイス・サフォン作(スペインの本)、『ライオンハート』恩田陸

思い出しました。すごく印象に残る作品でした。

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