ネコさんは草から何を得ているのか | 自然が教えてくれること

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流美農園のブログ

うちのネコさん

 

 

シャーリー 女の子 14歳くらい

なっちゃん 女の子 3歳

 

シャーリーはときたま、

目やにがひどくなります。

 

そんなときは、

畑に行ってイネ科の草をとってきて

ちいさくちぎってあげます

 

ちぎらなくてもいいのですが

長い草がのどを通りきらなかったら…という可能性の図を想像しただけでぞっとするので、

いつもちぎっています。

 

1日目

ふがふがふがふが~

と、大興奮して食べる

「これ、好きなん?」と思ってしまうほど

好きなわけない。ネコは肉食

 

2日目

ふがふがっ

と、ちょい興奮

 

3日目

あるんやったら食べるけどな

と、少し飽きた感じ

 

4日目

見向きもしない

 

そしてその頃

目やには治ってる

 

 

注目すべきは

シャーリーさんのうんちに、

草がそのまま出ていること

 

つまり消化されていないのです

消化もできないようなものから、

何を得ているのか

 

逆をいえば

普段食べているカリカリから

得られないものは何なのか

 

総合栄養食といって

ネコに必要なものを計算して配合されているカリカリです

しかも、ちょっとだけハイクォリティなカリカリ。

人の知で作られた総合栄養食から得られないものがある。

 

動物は人間に比べると

「食についての知識」を勉強から得ていないので、

動物の行動は

自然の摂理と食の原理原則を知るうえでヒントになるのではないでしょうか。

ノンフィルターのめがねで見ることができれば。