質問で
「1日5教科勉強したほうがいいですか?」
と聞かれるのですが
結論からいえば
「そんなに勉強しても、
『こなす』だけになってない?」
課題を『こなす』だけは無意味
勉強するにあたって
まずは量をこなすことが大事です。
1日3時間の勉強と
1日8時間の勉強では
やれる量がちがってくるのは当然です。
しかし、1日6~8時間こなせるようになったら
次には「質」を見直しましょう。
宿題課題がたくさんあるかもしれませんが
ただ、問題解いて、丸付けして、
わからないところ赤で写して。
次の問題…
という【流れ作業】になってしまうと
記憶には残りにくくなります。
「量より質」という言葉もありますが
要は
やった問題たちが
自分の記憶に残っていないと
意味がないんですよね
今日やった問題とその解答たちが思い出せるか?
たとえば1日8時間勉強したとして…
夜振り返ったときに
果たしてどれだけの問題と解答が
思い出せるでしょうか?
「今日できなかった問題と
その解答が思い出せるか?」
ということは
ひとつの基準になります。
そのとき問題と解答が
思い出せるかどうか
イコール
「次回、同じ問題を解いたときに解けるかどうか」
だからです。
1日2~3教科が限界では?
これは私個人の経験からですが
1日2~3教科を繰り返すくらいで
ちょうどいいのではないでしょうか?
1教科は最長でも2時間くらいにして
(これはまた別記事にします)、
これを3教科やれば
それで6時間。
でもこれだと
『こなす』だけになってしまうので
昼間やった問題を
夜に一通り
目で追って復習します。
(テスト週間だととくに効果的!)
5教科を「こなす」「詰め込む」よりも
今日やった3教科を
確実に覚えておき
1週間後でも1か月後でも
解けるようにする!
と意識しましょう