MATZKA樂團 | チャン・スー日記

チャン・スー日記

中国語学習から、台湾ドラマにはまり、その後台湾ポップス、台湾インディーズバンドまでに行き着きました。今後の興味は、どこにいくのやら、、、

今年の金曲賞の発表からだいぶ経っちゃいましたけど、「最優秀バンド賞」を受賞した

『MATZKA樂團』を紹介しま~すヘ(゚∀゚*)ノ

では、MATZKA樂團を知らない方はまずコチラをどうぞ!

MATZKAについての紹介記事(日本語)(記事転載させていただきました。感謝!!)
去年の12月デビュー時の20秒公式CM


このバンド、私の台湾人友達がこぞって「好棒(すごい!)」「ライブ最高!」と言っていたバンドで私も薦められていたので、MVとかはチェックしていました。

ですが、その時は、「ルックス(ドレッドヘアー)」に「レゲエ風」「原住民風」にいまいち「ピンッ!」と来なかったのでそのまま保留にしてました。

しかし友達がせっかく薦めてくれたので、前回の台湾行きの際にCDをとりあえず購入(;^_^A

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そして、帰りの台北駅から桃園空港までのバスの中、初めて彼らのCDを視聴しました。

まず一曲目のレゲエ風の曲を聴き
「あ~~、とうとう私、台湾のレゲエまで聴くようになったか(-。-;)」

な~んて感慨にふけりつつも、大阪人の私は彼らの曲に「憂歌団」や「上田正樹」のような『シブさ』を感じました。

続けて聴いていくと、「レゲエ」以外に、「ブルース」「ジャズ」「ハードロック」「原住民風」と、なんともジャンルが豊富!!!

しかも、どこかで聴いた事のあるような曲調が多くて、70年代の洋楽だったり、クレイジーケンバンド、ウルフルズかETキング、湘南乃風のような雰囲気を思い出しました。とにかく、今まで私が聴いていた「C-POP(中華系ポップス)』のライト(軽快さ)と比べるとかなり『濃い』印象でした(笑)。


その後、彼らのプロフィールコメントを見ると
『在「MATZKA」的音樂裡,我們可以聽到雷鬼、搖滾、藍調、爵士、原住民風味與RA­P交錯的多元,那是一種足以讓你腎上腺激素亢奮起來的元素。
也是屬於台灣人的「台式雷鬼」。』

との事。

「なるほどね~~!!」と納得です。

で、その他の紹介記事を読んだところ、「レゲエ」を意識してアルバムを作った訳でなく、出来上がったら「レゲエ風」だったとの事です。ですが結果的に「台湾式レゲエ」バンドのスタイルを確立することにつながったようです。

ちなみに「雷鬼」("かみなり"に"鬼")って、一体何の音楽のジャンルだ?と思っていたら、
これで「leigui」=「レゲエ」の音訳なんですね~。また一つ学習しました(^-^)。

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さて、このMATZKAさんたち、原住民出身という事で「圖騰樂團totem」(Sumingスミンがボーカルのバンド)と関係(親交)があるんだな~と思っていたら、

「圖騰」のアルバムにMATZKA作詞の曲があり、


尚且つMATZKAのアルバムにも「圖騰」の查瑪克さん(もう一人のボーカル)が作曲やコーラスで参加してました。

でもって、気づくのが遅かったんですけど、MATZKAのドラムの阿勝(Mavaliw)は、「圖騰」のドラムでもあったのでした(≧▽≦)
 
な~~~~んだっ!(納得!!)だから親交があったのか~。(知っている人は知っていたんでしょうけども(^▽^;)

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ではでは、今年の金曲賞での模様を紹介。
「最優秀バンド賞」の発表、受賞。


新人グループにして「最優秀バンド賞」を取ったのは、ある意味「新人賞」を取れなくても、もう既にその実力があるってことですよね~。それにデビューアルバム発表から半年ですもん。これってすごいと思いませんか~?(でもバンド結成から2年経ってて、インディーズ時代に既に音楽祭の賞とか取ってますから「ド・新人」ではない事は確かです。)

ついでに紹介しておくと、去年の金曲賞のバンド賞では「圖騰」もノミネートされていたので、このドラムの阿勝さんは二年目にして大賞をゲット。きっと嬉しかったでしょうね~。MATZKAの挨拶の途中、Sumingスミンが立って拍手している様子が移ってましたもんね(^-^)。

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そのあと、新人賞発表前の生演奏。
「第22屆金曲獎 MATZKA樂團 MA DO VA DO 」

この時点で既に「最優秀バンド賞」を獲得してたので、若干余裕があるように見えますね~(^▽^;)
でも、年齢的にも嚴爵やウェイ・リーアンのようなフレッシュさはないから、やっぱ落ち着いてみえますよね。

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さて、このバンドMATZKAはトークも面白いと友達たちがこぞって言っていました。が、聴き取れる訳がないので諦めていたら、ちょうどその様子が分かる動画を発見。

康熙來了 2011-04-19 療傷時你都會聽哪首情歌

(字幕があるとホントに助かりますね(・∀・))

ボーカルMATZKAのトークがユーモアに長けていて面白いでしょ。
若干、ドレッドヘアーのルックスが怖く見えるんですけど、MATZKAの生歌を聴いて、女子10人中の8人が「印象が良くなった」と答えています(^-^)

2'15"~から「一朵花」を歌っています。(☆2'47"~あたりのベースの人がすごく沖縄の人っぽく見えませんか?ベースを三線に持ち替えたら、絶対沖縄人に間違えられると思います。笑)

この曲の歌詞が面白いらしく、女子10人組全員が「好き」だと言っています。いや~、ますますこの歌詞の内容が知りたくなりますね。

最後は司会者二人もmaztka樂團を褒めて終了(^-^)/。

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では何曲かオススメの曲の動画を貼り付けておきます。

♪一朵花【官方正式Live完整版MV】


MATZKA樂團のテーマソング?何回も聴く内に一緒に「♪M.A.T.Z.K.A!」と口ずさんでしまう曲です(笑)
♪M.A.T.Z.K.A


最近私のお気に入り曲。朝の気合を入れる時の一曲です。
♪台東帥哥


この曲もすごく素敵ですよ~。(バラードです)
♪客家妹


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さて、MATZKAの動画を見ているうちに発見。

どうも彼らはライブのアンコールでこの曲を定番としている模様。
♪「青蘋果樂園」(小虎隊のカバー)


ま、このように漢字で曲名を書いたところで"ピン"と来る人も少ないと思いますが、何を隠そう、原曲は少年隊の「What's Your name」(^▽^;)

台湾の方にとっても「懐メロ」感覚のようで、一緒に盛り上がれる一曲のようです。

こんなロックな台湾レゲエバンドのライブで、

「♪ら~ら~ら~ら~、らららら~」(* ̄O ̄*)/~~~

と台湾人が手を振りながら少年隊の曲で盛り上がっているのを見ると、変に感心してしまいます(笑)。
少年隊の本人達もびっくりですよね(笑)

という事で、これを含めてMATZKAのライブに生歌を聴いてみたいと思っているチャン・スーでございます。(^▽^)。


私個人の意見では、彼らはたぶん台湾以外でも全然通用すると思うんですよね。全然中華系っぽくないですし。日本のサマソニやフジロック、もしくはレゲエ・フェスでもいいので誰か招聘してくれないかな~~~と切に思います。
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いつもは「爽やか」「軽快」なC-POPしか聴かないけど、たまには「シブい」「パンチ」のある曲が聞きたいな~と思った方には、

『MAZTKA樂團』 オススメです!!

暑い夏も更に暑く!(このご時勢、逆効果?!)
熱い(HOT)なバンド(暑苦しい?!)の曲と共にこの熱い夏を乗り切ろうではありませんか(笑)。

(良い意味で言うと、楽曲にすごく「厚み」を感じるって事です。一曲一曲に個性があるから、「どの曲を聴いても同じ」というような事はないですよ(・∀・)。ま、音楽も食べ物と一緒で人それぞれ好みが違いますから、感じ方も人それぞれとは思いますが…)


皆さんも機会があれば、是非アルバムゲット、もしくはダウンロード等で『MATZKA樂團』聴いてみてくださいね(・∀・)。

いつものごとく、シングルで聞くよりアルバム全部を通して聴いて頂きたい!

と、蒸暑い夜に熱く語るチャン・スーのなのでありました(・∀・)。

(P.S MATZKAが最優秀バンド賞を取ったから、友達にもらってもらった彼らのサインもなんか価値が増しました~!ヤッタ~!!ヘ(゚∀゚*)ノ)$チャン・スー日記-MAZTKA