さあ、待ちに待った日曜日の午後。
札幌市にあるコンサートホールkitara
ショッパイコンクールのガラガラの集まりの正体は!!・・・・・・
第17回 ショパン 国際 コンクール 入賞者ガラコンサート でした!!
(ショッパイ) (コンクールの) (ガラガラ) の集まり。だそうです。
ヒロシに何度説明しても
「ショッパイコンクールのガラガラの集まりなんでしょ。あ~ショッパイショッパイ」
なんだろう♪と想像された方もいらっしゃるでしょうがピアノコンサートです。
ここからは長い感想になるので興味のある方だけどうぞ♪

5年に一度開かれる世界最高峰のピアノコンクール。
ショパン国際ピアノコンクール。winnerが決まる前に予約しいい席を抑えていました。
この写真は始まる前に撮ったもの。右側の3階席がほぼ空席でした。
ショパコンの入賞者6名が集い、ワルシャワ国立フィルと共演。
本当にガラコンでしか聴くことの出来ない豪華なコンサート。


当日のプログラム

最初にスケルツォ2番を弾いたシシキン君。音の響きが重なって静動のメリハリがないまま中間部に入り全体的にボヤけた演奏。
ホールのせいか?とも思ったが後の演奏者と比較するとホールのせいではなくペダリングが良くなかったんだと思う。
それにしてもラフマニノフを彷彿させる手の大きさ。ビックリ!
そしてトニー君の舟歌。16歳とは思えない情感たっぷりに歌いあげ、美しいアルペジオ(iДi)
鳥肌が立ちました。ヴェネチアでゴンドラに乗った気分です(T_T)もっと別の曲も聴いてみたかった!今後どういう風に成長するかとっても楽しみ♡トニー君は演奏する時、バレエのタンジュをするように左足を何度も回してた。ビックリ!
エリック君のアンダンテスピアナート。本当にキレイな音で情景的な演奏に引き込まれ、17歳なのに円熟した演奏。そしてオケ付きで華麗なる大ポロネーズ!タッチ、テクニック惹きつけられる演奏!さらに鳥肌!華麗だった!オケもうまい(T_T)
そしてケイトちゃんのピアノ協奏曲1番。
ケイトちゃんはショパコンの時からすごくいい音出しててあんなに細いのにどこにそんな力があるんだろうと思っていたけど、今回の演奏でもやっぱり芯のある音を奏でる。端正な演奏だと思う。私的には1楽章は甘美で切ない感どっぷりの演奏が好きなんだけど。そこは好みの問題。
3楽章のロンドは小気味好く、オケを牽引するが如くいいテンポで本当に良かった!!
2位のアムラン君。
ショパコンで唯一協奏曲2番を弾いていた。今回のガラも2番!
まず、音色はケイトちゃんとはガラリと変わり、温かみのある柔らかい音にビックリ。
色彩豊かで美しい旋律と繊細な表現(iДi)なんだかオケがあまり良くなかったけど。
1楽章の最後のほうなんて音が宝石のように聴こえ涙!
コンクールで弾いていたピアノソナタ3番も聴き惚れてしまっていたんだけど。
アンコールはマズルカop.33-4!協奏曲とは違う空気でしっぽりと。
機会があれば聴きに行きたい演奏家でした。
そして1位のチョ・ソンジン君!
ノクターンop.48-1。静寂で暗く悲愴的で重厚な曲。呼吸をするのも忘れてしまうような・・・
ショパンの世界に連れていかれたと思ったら・・・次のファンタジアop.49(iДi)(iДi)
頭の中は「無」となりそこにはショパンの音楽しかありませんでした。(iДi)
あとでゆっくり想いを馳せれば、重い葬送の序章。そこから抒情的に展開され、切ない旋律から勝利したような行進曲。鍵盤を上から下に駆け抜ける。繊細なメロディー。後半の情熱的でロマンティックな演奏。あの左手のアルペジオ・・・どうしたらそんな演奏ができるのか!
泣きが入りました。
すっかりファンタジアで心を奪われ、最後の「英雄」、聴く側としては気持ちの切り替えが難しかった。けども、さすがポロネーズ賞をもらっただけあって、ポロネーズのリズムをしっかり踏み、力強く華麗で格調高く歌い上げる演奏。
まさに英雄でした。
アンコールではノクターン遺作を演奏。
ソンジン君。英雄以外は悲劇的な作品を演奏。本当に素敵でした。
ソンジン君のショパコン1st stage op.49 fantasy
3時間20分の演奏会。
もっと聴いていたかった。帰りたくなかった(。>0<。)
やっぱり動画やCDで聴くのとは全く違う。
ホールも響きも演奏に影響する。
kitaraは2回目で今回は2F中央だったけど音が上から降りてくる感じがした。横からの響きはイマイチでした。
そして、演奏会の余韻に浸りたいところ、あの蓮根を持ってJR北海道のごっとんごっとんに揺られて帰ってきました。
次のリサイタルは9月7日、サントリーホール ユジャ・ワンです。
とっても楽しみ♡