あれからね、いろんな事をしてみてる。
忙しくても友達と会って、
スポーツ観戦やコンサートに映画鑑賞…
自分からも誘って、出掛けるようにしてる。
ずいぶん付き合いが良くなったな、って言われてる。
引っ越したし、仕事のサイクルが変わったのもあるけど、そういう時間を敢えて作るようにしてる。
以前はひとりでいる事は、何ともなかった。
貴方が居なくても平気、だって居ないのが当たり前だったもの。
家でひとりで過ごす時間も、それなりに充実してたんだ。
今日じゃなくてもそのうちに、ここに貴方が来るって事が、この部屋を綺麗にしたり、植物を育てたり、料理を作ったりすることに繋がっていて、
あの部屋を居心地の良いものにする事が、僕の心を満たしていたから。
僕だって忙しく仕事をしてたし、友達との付き合いもあった。
だけどプライオリティNo. 1は、やっぱり貴方で、
わずかな時間でも、ふたりっきりで会える時間は逃したく無かった。
もう関係は続けられないって、そう告げられた日から、あの部屋には居られなくなった。
世間には言えない関係。
不倫してるわけじゃないし、一緒にいて怪しまれることもないはずだけど、
お互いが一番「いけない関係」だと認識してたから、余計に執着してしまったんだろう。
「ずっと目指してた大きな仕事を任される。身辺を綺麗にしなければならないんだ。すまない。」
「綺麗」じゃない…んだもんね、やっぱり。
貴方の愛を疑ったりはしていない。
愛されていた、その自信はある。
僕といるときは、相当に甘々だったよ。
一晩中抱きしめたまま、眠っていても、その腕は僕
を離さなかった。
完璧に見えるけど本当は不器用な人。
だからこそ、いつも努力を忘れず、常に何かを学ぼうとしていた。
これ以上は、世間と僕とを両立できないと思ったんだね。
貴方の立場は理解してる。
だからせめて、綺麗に別れようと思った。
笑って、握手して別れた。
僕は、また誰かを心から愛せるだろうか。
貴方くらい、僕を愛してくれる人を見つけられだろうか。
そもそも、ハードルが高いんだよ。
最高の男を知ってしまったから。
おしまい
🌸🍀🌸🍀🌸🍀🌸🍀
大変ご無沙汰しております。
フォローして下さっている方々には、何の更新もせず、本当に申し訳ありません。
仕事がコロナ前に戻った事、ソフトながら介護が始まってしまった事、いろんな事には追われておりまして、書く時間は作れるのですが、妄想力や発想力、話しを組み立てる能力が落ちているようです。
相変わらず、嵐も、翔くんも雅紀くんも大好きです。
番組も録画してるし、SNSも追いかけてます。
皆さんのお話もブログも楽しませてもらっています。
だから、ここを離れたくはないのです。
また、ヒョコッと現れるかもしれませんが、
以前のように上げることは難しいかもしれません。
どうぞ、ご容赦くださいませ。
まずは、取り急ぎ、お詫びまで。
ではまた。