ブログ小説です☆
この夏をエンジョイする学生達のお話しです!
ここに夏休みをエンジョイする一人の学生がいます。
名前は、大崎 秀(オオサキ トオル)高校二年生の男子生徒です。
今回の冒頭は彼の話から入っていきましょう。
「ええ!見合いだって?・・・ちょっと待て!俺はまだ17歳だ!まだ結婚年齢には早いだろう?」
朝方から大きな声を出す秀。
父親から、お見合いの相手を紹介されたらしい。
「ふむ・・・確かに、17だがな・・・時が過ぎるのは、凄く早いのだ・・・オマエも大人になればいずれ解るだろう・・・それに、見合いといっても・・・すぐに結婚というモノではない・・・」
秀の父親は腕を組んだまま淡々と話した。
「・・・・・・・・・」
「早くから知り合って、少しずつ絆を深めていくのだ・・・・まぁ、3年から4年くらい恋人どうしというカタチで絆を深め、後々結婚に進んでいく・・・そーいう感じのお見合い相手なのだ。どうだ?父さんも中々考えているだろう?中々、良いアイディアだろ?」
秀の父親は、徐々に秀に近寄り「どうだ?」と言いつつウィンクをした。
「いや・・・ちょっと、俺・・・そーいうの、あんまり興味はないな・・・悪いなオヤジ・・・」
秀は、両手を前に出して「ムリムリ」と手のひらを振った。
「む?そうか・・・オマエ、好きな娘が居るんだな?学生手帳に挟まってた写真の娘か?今度父さんに紹介しないさい・・・一度挨拶をせんとイカン☆・・・・な?そうだろ?」
「アハハハ・・・・いや、その娘には去年フラれちゃったんだよ~・・・まぁ、自分の彼女くらい、自分で見つけるから~親父は心配するな☆・・・・じゃあ、俺ちょっと用事があるから行ってくるな☆・・・・それと、そのまま旅行に行くから帰るのは明後日だ~」
秀は、荷物を持って急ぎ足で家を出た。
秀が、まず向かった先は、近場の喫茶店だった。
そこで待っていたのは・・・・
「アハハ☆お久しぶり~」
大塚知恵だった。
「あ////、お久しぶりです!夏休みになってから、そんなに会えませんからね・・・」
秀は、一度きおつけの姿勢で一礼した。
「コラコラ・・・そー、かしこまらないの☆ここは、学校じゃないんだから・・・ネ☆」
知恵は、優しくウィンクした。学校内では、教師と生徒の関係ではあるが・・・今日は違うでしょ?☆という意味が含められていた。
「急にお茶に誘っちゃって悪かったわね☆・・・大崎くん、今日みんなと旅行に行く約束があったんじゃないの?大丈夫?」
「ハイ・・・約束は、ありましたが・・・俺にとって、みんなと一緒に過ごす時間も大事ですが・・・ちえモン先生と一緒に過ごす時間も大事なんです・・・・しかし、ちえモン先生とお茶に来る機会なんて滅多にありませんが・・・みんなと一緒に過ごす時間は、まだありますし・・・それに・・・」
「・・・・それに?」
「今日、お茶に誘われた時・・・・みんなと一緒に旅行に行く日が今日である事を知りながら、ちえモン先生とお茶に行くことを選んだのは、俺自身の意志です☆・・・・だから、少しの時間ですが・・・今は二人でゆっくり語りましょう☆」
「フフフ・・・ありがとう。大崎くん」
前回のストーリーはこちらデス☆
40話
https://ameblo.jp/rum-xxx-03/entry-12497442866.html
1話から読めるURLまとめ版はこちらデス☆
https://ameblo.jp/rum-xxx-03/entry-12466428862.html
URLをクリックすると読みたいページに読めマス☆
【本編】
――さてと!何とかマックのバイトがひと段落ついた!これで、みんなの待っている旅行先に行ける!
夏休みに入り、みんなと一緒に行く!と決めた旅行の前日の夜、バイト先から急な欠勤が出たため急遽バイトに出て欲しいと言いわれ断れず、午前中バイトに出る事になった新宿ネロ。
途中、早出出勤となったベテランバイト男のタケルと、休日出勤してくれた(実はネロと同じマンションに住んでる)代々木さんが駆け付けてくれたおかげで、ネロはなんとかバイトを切り上げ旅行先に向かう事が出来た。
地下鉄に乗ろうと改札に向かうと・・・
「おーい!新宿~☆俺だー・・・大崎だぁー☆」
ネロは声のする方を向くと、大崎秀が手を振っていた。
「お!大崎・・・あれ?旅行先の方に行ってないのか?」
ネロは、秀に訊ねた。
「ハッハッハ・・・いや~、実は家の方で親父に、見合いの話を持ち掛けられてな・・・」
「えー!だって、まだ17歳だろ?」
「だろぉ??・・・俺も、そー言ったんだが・・・知り合うなら早い方が良いとか、親父が言うもんだから少し揉めてしまってなぁ・・・さらに、俺の留守中に、どーやら俺の生徒手帳に挟んである目黒(恋華)の写真を見たらしくて、今度連れてきなさい・・・とか言うもんだからさ・・・そこで、さらに揉めてしまってなぁ・・・渋谷には一応LINEで連絡はしたんだがな・・・・おっと・・・俺の家庭の内情は、みんなには秘密にしてくれよ?オマエ(新宿)だけに話たんだぞ?」
「あ・・・あぁ、解った・・・秘密にするよ。俺の方は、秘密でもなんでもないんだが・・・バイトに急な出勤になってしまって・・・っと、こうして立ち話するのも、なんだから歩きながら話そうぜ・・・」
秀と旅行先に向かいながら、ネロはバイト先で急な出勤をした話をした。
ネロと秀は比較的仲の良い関係で、お互いになんでも話せる仲だった。
「そっかぁ・・・新宿、オマエもイロイロあったんだな・・・・」
新幹線の中で秀は呟いた。
秀は、旅行先に遅れた事情として家庭内での父との話はネロに話したが・・・行く前に知恵と個人的に会い、喫茶店で話をしていた事は話すのは辞めた。教員と生徒の個人的に会談はあまり公にしない方が良いと考えたのだ。
一方・・・早朝から、定刻通り地下鉄(待ち合わせ場所)に集まり、目的地に向かったメンバー達は宿泊場に到着した。
「海だ――!!海が見えるぜぇ☆ひゃっほーーい!」
両手を広げて走る実尋。
「うふふ、実尋ったらはしゃいじゃってカワイイ☆」
那智は、静かに笑った。
「フッフッフ・・・ついに着いたか!今回の旅は女性陣との交流を深める旅だ・・・ネロ・・・遅れてきた事を後悔させてやる。早めに好感度UPの先手を打たせてもらうぜ!」
イ・ヤムチャは静かに燃えていた。
「実尋さーん!・・・あのお荷物を持ちましょうか・・・宿屋はそこですが・・・結構重そうだし・・・俺が持っていきますよ!」
イ・ヤムチャは実尋の傍に寄り、荷物持ちを志願した。
「おーー!・・・・でも、なんか悪いし・・・自分で持ってくよ☆ワタシの荷物、結構重いよ☆」
実尋は、イ・ヤムチャの荷物運びを断った。
「いえいえ・・・ここは、男の俺が!」
「そーか、今回はイ・ヤムチャが男になりたい!男にしてください・・・と・・・」
除闇は、イ・ヤムチャに自身の荷物を持たせた。
「じゃあ・・・遠慮なく・・・・」
恋華も、イ・ヤムチャが持たされた除闇の荷物の上に自分の荷物を乗せた。
「あら~・・・イイトコあるわね☆」
那智は、イ・ヤムチャの背中に自身の荷物を背負わせた。
「ちょちょちょ・・・・俺は、実尋さんの荷物を・・・・・」
イ・ヤムチャは、除闇、恋華、那智の荷物を重装備の状態で持たされてフラフラし始めた。
「ワタシの荷物、重いけど・・・・男にしてくれ・・・ってんなら、話は別だね☆うん!じゃあ・・・よろしく☆」
実尋は、イ・ヤムチャが持っている除闇の荷物の上にある、恋華の荷物の上に、自身の荷物を積み木の様に乗せた。
「うおおおおおおおおおおおおおお!!!実尋さんの荷物・・・・・一体何が・・・・・この重さは・・・・・・」
「う・・・うああああああああああああああああ」
どさ
イ・ヤムチャは、荷物まみれになって自身の姿が見えないくらいの状態で潰されてしまった。
「・・・・・・・イ・ヤムチャ・・・・男を上げるのに失敗したな・・・・・・」
除闇は、静かに言った。
結局、実尋と恋華で除闇の荷物を半分ずつ持ち、気絶?してしまったイ・ヤムチャを荷物を背尾負わせた状態で除闇がおんぶして運ぶ事になった。
「はぁ・・・ド阿保・・・荷物持ちを志願して、自分が荷物になってどうする・・・・」
重装備のイ・ヤムチャを背負う除闇、あまり愚痴らない方の彼だがこの重量は、フロントで部屋の案内等インフォメーションの案内を聴いている間ずっと背負っていた為、カナリの疲労だった。
「みひろん・・・そーいえば、このホテルってイ・ヤムチャが予約とかしたんだよね?」
「うん☆イ・ヤムチャさんが選んだのを大崎くんが後で見たいって言ってたけど、大崎くんもバイト忙しくてあまり連絡出来なかったらしくて・・・結局イ・ヤムチャさんが予約してくれたらしいよ☆」
実尋は、気絶したイ・ヤムチャに変わり受付の案内を受けた。
「お客様、8階の4人部屋を2部屋でございますね・・・・806号室と、809号室でございます。こちらがオートロック式のカードキーとなっております・・・紛失等が発生した場合、違約金等が発生しますのでお気を付けください。」
「うーん・・・なっちゃん・・・カードキー持って☆アタシと恋華は、ちょっと荷物がいっぱいで・・・」
「えぇ、わかったわ☆」
実尋は、カードキーを那智に預けた。
「すみません・・・お客様、当ホテルは本日エレベーターが大変込み合っておりまして・・・階段でもよろしいでしょうか・・・」
「・・・8階まで階段・・・・・」
除闇は、若干白目になった。
意外と筋肉質のイ・ヤムチャは細身の除闇が背負うにはカナリ重かった。しかも8階までの階段を登るのは、一歩一歩進むたびに体力を奪われていく。
「ふぃ~・・・やっと着いたー・・・まさか、エレベーターが込み合ってるので階段まで歩きになるとは、予想外でしたなー・・・」
実尋は、ドサっと重そうに一度荷物を床に置いた。
「さて・・・と、じゃあ男子4人は806号室で・・・ウチら女子は、809号室でいいかな?」
那智が除闇にカードキーを渡そうとしたが、除闇は両手が塞がっていた。
「おぉ・・・なんでも構わんが、こっちの部屋も先に開けてくれ・・・・」
除闇は、イ・ヤムチャを背負ったまま息を切らしていた。
那智が、男子部屋806号室を開けると除闇は畳の真ん中にイ・ヤムチャをドサっと降ろし、
「ハァ・・・ハァ・・・・限界だぁ・・・・」
と自身も畳に倒れ込んだ。
「さてと・・・ワタシ達も、自分達の荷物を置きにいきますかー・・・」
実尋は、除闇の近くに彼の荷物を置いた。
「ねぇ、私達は自分の荷物置いたら、ちょっとホテルの散策をしに行くけど・・・アンタ(除闇)も来る?」
恋華も、除闇の荷物を近くに置いた。
「いや・・・・1時間ちょい、寝かせてくれ・・・あと、頼みがある・・・金は出すから、オレとイ・ヤムチャの分のポカリ(スポーツドリンク)を買ってきてくれ・・・ちょっと、多めに・・・・」
「はいよ」
恋華は、了解の返事をした後、待っている間これでも飲んどけと言わんばかりに除闇の目の前に自分の水筒を置いた。
実尋達が、部屋を出た後除闇は、恋華の置いた水筒を開けて蓋(コップ)に中身を注いだ。
「うお!・・・・イチゴ牛乳・・・と、来たか・・・そーいや、ここの兄貴(目黒ギン)甘党だったな・・・・」
実尋達は、荷物を置いてお土産コーナーを見ていた。
ここの宿泊場は海の近くであった為、煮物、干物、つくだ煮・・・といった海のモノが沢山あった。
「うーん・・・・この干物をダシにして、ラーメン作ったら美味いだろうーな・・・・・ゴックン☆」
実尋は生唾を呑んだ。
「ねぇ、実尋・・・そーいえば、アタシ達まだお昼食べてなかったわね・・・」
那智は、実尋の空腹?と思わせる食べ物のお土産ゾーンから一歩も動いてない所を見て察した。
「ワハハハ・・・・そういえば、もぉ・・・14時かぁ・・・私達、朝から何にも食べてないね・・・・とりあえず、メンズの部屋に行ってちょっと相談しにいくか・・・」
「えぇ・・・アタシも、そろそろお腹がね・・・・恋華ぁ~、そろそろ戻りましょうか」
那智が買い物している恋華に声をかける。
「あー・・・・お兄ちゃんにお土産と、除闇に飲み物を買った分の会計を済ませちゃうから・・・ちょっと、レジ混んでるし先に行って~」
恋華は、両手にお土産とペットボトルのスポーツドリンクを持った状態でレジに並んでいた。
「ねぇー☆そろそろ、お昼にしようか??」
実尋達は、メンズの部屋ドアを開けて声をかけた。
メンズ部屋の中では、イ・ヤムチャと除闇が死体の様に転がっていた。(勿論ホントに死んでいる訳ではなく、死んだように眠っているだけである)
「ありゃ、男ども・・・・死んでるわ・・・」
那智は、口元を抑えた。
実尋は、除闇の耳元で声をかけた。
「この近くで、幽霊が出るっていう心霊スポットも・・・フロントで教えてもらったよー☆」
「!!!!」
除闇は、「幽霊」というキーワードを聴くと、「バッ」と勢いよく起きた。
「なに!幽霊だと・・・・除霊が必要か??・・・さぁ、行くぞ!Midnightjab(ミッドナイトジャブ)!」
元気に飛び起きた除闇は、ボクサーの様な構えを取り「シュッシュッ」と何もない所に、jab(ジャブ)を繰り出して戦闘態勢を取った。
ぐー
勢いよく起きた除闇は、空腹のお腹のサイレンが鳴り再び倒れた。
「出るぜ~?ここの辺りは、伝説の妖怪・・・ミヒロンシーが出るぜ~?」
再び実尋は、除闇の耳元で囁くと
「!!!!・・・・・さぁ、妖怪ども・・・勝負だ!Midnight(ミッドナイト)・・・・・」
ぐー
「いや、今は無理だ・・・・・」
除闇は再び飛び起きて戦闘態勢を取ったが、空腹の音でやはり倒れ込んだ。
「ミヒロンシーが、出るぜ~・・・・」
「Midnig(ミッドナイ)・・・・!?・・・・・・ったく//////女帝、オレで遊ぶな・・・・」
除闇は起き上がって真顔で実尋にデコピンした。
「いったーい・・・・」
「よぉ・・・遅れちまったなぁ・・・・」
実尋が除闇のデコピンを喰らい、額を抑えていると・・・
聞き覚えのある声が聞えてきた。
「!!!!・・・・・・・新宿クン!!」
「・・・・なに?新宿が来たのか?」
実尋の声で、イ・ヤムチャもようやく目を覚ました。
「あーワリィワリィ・・・ちょっと、バイト先に急に連絡あってさぁ・・・・もぉ参っちまうよー」
ネロは後頭部をかきながら笑顔で謝罪した。
「新宿くん・・・遅刻よ☆・・・・それに、大崎くんまで遅刻って・・・途中気絶しちゃう奴もいるし、まったくメンズ共は・・・」
那智も笑いながら言った。
「そうだぜ~・・・・ったく、ネロが居ないおかけで、荷物運びが大変だったんだぜ?なぁ、みんな~」
イ・ヤムチャが苦労話をしようとすると
「荷物は、オマエだ・・・・物理的にな・・・・」
除闇は目を細くして言った。
「いや~スマンスマン・・・つい、家庭の事情で遅くなってしまった。」
ネロと共に、秀も頭を抱えて謝罪した。
「!!!」
除闇は、やってきたネロ、秀の後ろからペットボトルのスポーツドリンクが飛んできた為素早くキャッチした。
-アイツめ・・・後ろから投げるなド阿保-
「お?今回は、イ・ヤムチャがお荷物になったのか~・・・どれ、ゆっくり話を・・・・」
ネロは、みんなのいる所に行きゆっくり話をしようとした時
ドカ
「ぐあぁっ・・・」
ネロは、何かに押されたように勢いよく畳に倒れ込んだ。
「ゆっくり話をじゃないわよ!グレイコフの送別会の時といい・・・学園喫茶のサボリといい・・・社長出勤が板についてきたわね!この駄犬がぁぁ!!!」
ネロは、何かに押されたのでは無く、後ろから恋華に蹴り倒されたのだ。
「いや、だから謝ってんだろ?ったく、急なバイトだったんだからしょうがねぇだろ!?」
倒れた体制で、恋華に言い返すネロ。
「謝って済むなら警察は要らんっつーの!」
「だから、バイトの店長が・・・どーしてもって・・・・」
「バイトなんて断れば良いでしょ!アンタは、みひろんがもしも病気で倒れても、アルバイトを優先にするんですか?ふーん!アルバイト様様ねぇ~」
ネロの言い訳に、毎度ながら火が付く恋華。ネロも悪気がある訳では無いが、空腹でイライラしている恋華には全ての事が自分勝手な言い訳にしか聞こえない。
「そこまでは、言ってねぇだろ!!!」
恋華に皮肉たっぷりな言い方は毎度ながらネロの怒りにも火をつける。
「スマンな・・・今回は、俺も遅刻してしまった。この際、俺にも激しく罵声を浴びせてくれ・・・」
秀も申し訳なさそうに謝罪したが、ネロの扱いと違い、秀の意見は全肯定の恋華。
「そんな・・・大崎くんは悪くないわ・・・家庭の事情でしょう、それは仕方ないわ・・・」
「なんで、そーなるんだ!!!」
毎度ながら(若干ワンパターンだが、)ネロと秀の扱いの違いの大きさがネロにはどーしても納得できない。(ホントは理由を知っているので納得しているのだが・・・)
「当たり前でしょ!?大崎くんは、家族思いの日本一いい男なのよ!幸せな家庭を築く模範例だわ☆アンタの場合、家庭を顧みず仕事の都合でいつも家を放置するダメお父さんの典型象だわ!」
「一生懸命仕事をする日本のお父さんじゃないか!どこがダメなんだ!大体こんな楽しい旅行に来てまで、そんな悪口ばかり良く思いつくな!オマエの脳みその中身をが見てみたいぜ!」
ネロも、恋華の良く解らない言いがかりに毎回ながら全力で反論する。
「まぁまぁまぁ・・・・お二人さ~ん☆せっかくの楽しい旅行なんだからさぁ・・・・・あ・・・・」
実尋は、笑いながら二人の間に割って入った。
ぐぅぅぅぅ
実尋の空腹のサイレンが鳴った。
連鎖するように、他のメンバーの空腹のサイレンも鳴り響いた。
「よぉぉし!ここは、名誉挽回だ!俺が・・・ここの近辺のすっげぇぇ、ウマイ店まで案内してやるぜぇぇ!俺が最も遊びに詳しい男だって所を見せてやるぜ!」
イ・ヤムチャが大きな声を出して胸を張った。
そんなイ・ヤムチャを見て・・・ネロは「クスっ」っと笑った。
先程まで怒っていた恋華も笑顔に戻った。
ネロ、恋華の表情が笑顔に戻っていく様子を見ながら安堵して笑う実尋。
「よーし・・・・お荷物になった名誉挽回だ!道案内頼むぞ・・・・」
「だぁぁぁ(汗)・・・・オイオイ、せっかくカッコよく纏まったのに、お荷物に戻すのは辞めてくれよぉぉ」
除闇のツッコミに「だぁぁぁ」っとずっこけそうになるイ・ヤムチャ。
イケメンであるハズのイ・ヤムチャの恥ずかしそうな顔を見て一同は笑った。
この夏旅行編・・・二泊三日のお話しです!
まだ、初日の14時頃のお話しなので・・・次回もこの続きから~
俺の挽回の機会は必ずある!見てろよー!
それでは
つづく~のだぁ☆
42話
https://ameblo.jp/rum-xxx-03/entry-12498973504.html
URLをクリックしてね☆
読まない奴の所には、吸血ミヒロンシーが出るぜ~☆