学園モノのブログ小説だぜ!

 

みんな!熱い夏の中だけど・・・元気にしているか?

 

 

ナニ??俺が誰だか解らないだと??

 

「狼牙風風拳!!」

そう、みんなのロンリーウルフこと・・・イ・ヤムチャだぜ!

 

 

ここらでお遊びはいい加減にしろ!って所を見せてやる・・・・

さぁ、今度こそ・・・中華料理屋のバイトに受かって見せるぜ!

 

 

おー、そうだった・・・この小説の簡単な説明だ☆

この小説は、高校2年生の主人公・・・

新宿ネロの1年間の学園ライフがメインストーリーになっているんだ!

 

笑いアリ!涙アリ!恋愛だってアリ!

 

勿論、この俺!恵比寿・イ・ヤムチャも活躍するぜ!

 

それじゃあ、とっておきの本編に、いっくぜぇぇ!!!

 

1話から読む方はこちらから、

https://ameblo.jp/rum-xxx-03/entry-12466428862.html

 

まずは!前回のストーリーを読んでない方は、必ず前回のストーリーを読んでくれ!

順番を逆にしてしまうと、何が何だか分からなくなってしまうからな・・・

前回の「35話」ストーリーは、こちら

https://ameblo.jp/rum-xxx-03/entry-12482383980.html

URLをクリックしてみてくれ☆

 

尚、今回のお話しは・・・

前回「35話」の次の日の話です!

 

【本編】

保健室の担当講師、大塚知恵。男子生徒からの憧れの女性である。年上で包容力があり、当然ながら生徒達の母親よりも若く、そして美人である。まだ、恋愛というモノに疎く、異性と付き合う事が少ない男性であれば、一度は、ハマってしまう・・・・そんな魅力を持っている。

 

ここ、共有鯖船学園の保険室には、用事がなくても男子は向かってしまう事が多い。

 

6月後半の昼休み、保健室を訪れる男子生徒が一人。爽やかな短髪と、細い銀縁の四角い眼鏡をかけた優等生・・・大崎秀であった。

秀は、保健室に2回程ノックをした。

 

「失礼します!」

秀は、保健室に入った。

「あら?大崎くん☆どーしたのかしら?」

大塚知恵はデスクで資料を読みながら足を組んでいた。

 

「はい・・・実は、みんなで夏休みに旅行に行こうって話をしていたんですけど・・・もし、良かったら・・・お時間あったら、ちえモン先生も一緒に行きませんか?」

秀は、知恵を夏休みの旅行に誘った。

 

「あら~☆面白そうデス~・・・・と言いたい所ですが、先生は夏休みが研修やらなんやらで、埋まってまして~・・・夏休みに勉強って、どーしましょう!ってカンジです!!ゴメンナサイねー☆」

知恵は、秀に合掌して謝った。

 

「そ・・・そうですか、じゃあ残念ですが・・・俺達だけで楽しんできます☆では、失礼します。」

秀は、一礼してから保健室を出た。

-やっぱり、知恵モン先生は無理か・・・・好きな異性と親睦を深める旅行・・・・どうやら、俺はサポート側に回る事になるな・・・-

 

秀は、保健室から出ると、通りすがりの男子生徒が2名やってきて・・・

 

「おい!もしかして・・・ちえモン先生目当てで、保健室に行ったんじゃねぇだろうな?」

「保健室で、ちえモン先生と二人きりで嫌らしい事してたんじゃねぇか?」

と、秀に絡んできた。

 

「ハッハッハ・・・どうやら、誤解されてしまったようだな☆」

秀は高らかに笑った。元々器が大きいというべきか、小さな事では動じないタイプなので周りにからかわれても、自分に自信がある為、気にする事なく堂々としていた。

 

ゴン

 

「黙れ!失せろ!消えろ!このモテないモブ(脇役)男子どもがぁ!お、お、大崎くんは、そんなハレンチな事はしないわよ!アンタらの腐った脳みそとは違うんじゃ!」

秀に絡んでいる男子生徒2名のうち1人に頭突きを喰らわせる恋華。

 

「おぉ!目黒(恋華)~、ナイス頭突きだ☆」

秀は、頭突きをする恋華にガッツポーズで褒めたたえた。

 

「あ・・・私としたことが、大崎くんの前で、こんな汚い言葉遣いを/////」

恋華は、両手で顔を抑えた。

そんな恋華をみた(恋華に頭突きを喰らった)男子は

「痛っ・・・なんだよ、オマエ・・・4月の時大崎に告ってフラれたクセに・・・」

とボソっと小声で言う。

 

「・・・・なんだと・・・聞こえたぞぉ!コラァァァ!!」

恋華は、真っ赤な顔で鼻息を荒くしながら荒々しく怒った。

 

「おわ!目黒(恋華)がキレた!逃げろぉぉぉ!!」

背中のシャツから木刀を抜き出し、勢いよく襲ってくる恋華にビビリ男子2名は逃げ出した。

 

「待て!コラァァァァ!!血の雨を降らして、校舎内真っ赤なお花畑にするぞ!解ってるのかぁぁ!モブ男子どもがぁぁ

 

逃げる男子2名を追いかける恋華の怒鳴り声は、段々と遠く離れていくとともに小さくなってやがて聞こえなくなった。

 

「ハッハッハッハ・・・・元気だな目黒(恋華)は・・・・」

遠くなっていく声を聴きながら廊下に佇む秀だったが、そんな秀の後ろから声をかけてくる男子生徒が一人。眼鏡をかけているが、秀とは違って楕円形の眼鏡で、髪型も秀とは対照的で、肩にかかるくらいまでの長く。前髪も長い為、軽く横に流しても片目が隠れてしまう。カラーコンタクトなのかは不明だが、エメラルドのような光を持つ瞳が特徴的な学園の貴公子(プリンス)、除闇であった。

「よぅ!」

 

「お?貴公子(プリンス)!保健室に用事か?どこか具合でも悪いのか?」

秀は、除闇に訊ねると

 

「まぁ、モブ(脇役)男子の代表として・・・ちえモンをデートの誘いに来た。」

除闇は、真顔で言った。

 

「・・・・・・・・・・!!」

一瞬だけ、秀は目つきを変えた。

 

「・・・・・と、冗談だ・・・・学園喫茶の件でな、ちょっと相談に来たんだ。」

 

「学園喫茶・・・そういえば、渋谷から聞いたが・・・昨日、校長室に直談判しに行ったんだってな・・・・」

 

「あぁ、校長はダメだ・・・・自ら動く気配が全くない。そこで身軽な講師に協力を依頼する事にした。」

除闇は、秀にそう言うと・・・・ガラっと保健室のドアを開けて中へ入った。

 

「あら~・・・今度は、学園の貴公子(プリンス)さんが、いらっしゃいましたか~・・・・どうしました?」

知恵は、笑顔で除闇に訊ねた。

 

「すみません・・・・学園喫茶を今年の夏には、開催したいのですが・・・昨日校長先生から、調理師の担当講師を入れてから出ないと保険所から許可が降りないという話を聞いたのですが・・・・」

 

  

  ↑

  利休さんw

 

「ウチの利休さんに話を聞いた所・・・無資格でも喫茶店のマスターをやっている人がいると聞いたのですが、無資格でも開催は可能なのですか?」

 

 

「う~ん・・・・喫茶店(飲食店系)を開業する条件は、大きく言うと2つ☆まず、消防署の許可!それと、保健所の許可!消防署の許可は・・・もぉ取れたので良いのですが・・・・問題は、保健所なんですよね~・・・・食品衛生責任者を1人置かないと許可がとれません☆」

 

食品衛生責任者ってのは、都道府県が設置している衛生協会が実施している合計6時間の講習を受ける事で習得できます☆校長先生がいっていた、調理師の資格の講師ってのは、そこに該当します☆調理師、栄養士、管理栄養士等を持っていれば、講習を受けなくても、食品衛生管理者として認められます☆」

 

「そうですね~・・・無資格でも、喫茶店の営業は可能ですよ~☆ただ、保健所に相談しだいデス☆管理栄養士等、そういった資格等が間に合わない場合・・・保健所に『これから、習得見込みデス☆とか、開業に間に合わないけど、もうすぐ資格所持者を雇用する予定デス☆』とか、そーいうのでも喫茶店の営業は可能デス☆実際に、それで無資格でやってるトコはありマス!まぁ、保健所の立ち入り調査って、実際のトコそこまで厳しくはないので、無資格が発覚しても・・・『早めに習得してね♪』くらいで済んじゃう事は多いデス♪まぁ、立ち入り調査で厳しい人がきたら、運が悪く・・・・って事もありますが・・・大体、有資格者の名義だけでも保険所の許可は降りますね~」

知恵は、除闇に解りやすく説明した。

 

「おぉ☆よかったな~貴公子(プリンス)~・・・・これなら、道が開けそうだな♪」

傍に居た秀が除闇に言った。

 

「ただ・・・今回の場合は、学校内で未成年が喫茶店を運営を行っていく・・・という形なので、念のため・・・担当の講師が居た方が良いという意見デス☆」

 

「・・・・つまり、有資格者の担当講師は必要ってコトか・・・・ちえモン先生、調理師とか栄養士の資格を持っている知り合いとか居ませんか?」

除闇は知恵に訊ねた。

 

「うーん・・・・目黒(ギン)先生も、田端(景親)先生も・・・そーいった資格は持ってないし、スパーダ先生も持ってないと思いマス・・・」

知恵も、脳内を絞って考えた・・・・誰か、知り合いに居ただろうか??

 

 

「ちぃえもん先生ぇぇぇぇ!!!久しぶりに参上!!!高田馬場ムラオが降りますぞぉぉぉ!!!」

保健室のどこから声が聞こえてきた。気合の入った、全身に栄養がみなぎっているような・・・・そんな声だった。

 

どーーーん

 

保健室のベッドが、ひっくりかえり・・・下から、黒いジャージの体格の良い男性が出てきた。髪型は角刈りで首からタオルを巻いた、見るからに体育教師といった出で立ちだった。

「ちぃえもん先生が、困った時・・・・ムラオが、おりますぞぉぉぉぉ!!!!」

高田馬場ムラオ。保険体育の講師であり、バスケ部の顧問でもある。

 

「ムラオ!?・・・先生・・・何故、保健室のベットの下から出てきた?もしかして、ストーカーか?

除闇は、一瞬呼び捨てで呼びそうになった所に小声で先生と足した。実は、除闇は講師陣の名は、本人の居ないところでは、基本呼び捨てで呼ぶ方である。しかし、本人の居る前では先生とつけて呼んでいる。

 

 

「高田馬場先生・・・ですか・・・スミマセンが、知り合いに栄養士、または・・・調理師の免許を持っている方いらっしゃいませんか?」

知恵は、ムラオに訊ねた。

 

「ここに!ムラオが居るではありませんですか☆」

ムラオは自身満々で腰に手を当てて答える。

 

「ハイ!見えてますよ☆で・・・・その、栄養士系の資格を持ってる先生を探してるんですが、心当たりは・・・?」

 

「ここに!アナタの探している人は、ここに居るでしょう!!」

ムラオは自身満々で答える。

 

「・・・・・・すまない、ムラオ・・・・・・・・・先生。学園喫茶の開催に向けて、食品衛生責任者を行える講師を探しているのだが・・・」

除闇も、ムラオに訊ねた。

 

「話は、全て聴いていた!否!!聴かせてもらった!!そして、キミたちの探している人物は・・・すぐ近くに居るのだよ!!そう、ここに!!!」

 

「貴公子(プリンス)!さぁ、こーなったら、職員室の全講師陣に聴いて徹底的に探してみましょう!」

 

「あの・・・・・ここに、いるのだが・・・・」

 

「解りました!徹底的にさがしましょう!」

 

「オイオイ・・・二人とも~・・・・若干ワザとだろ??」

流石に、秀はムラオ先生が栄養士の資格をもっている事に気づき、除闇と知恵にツッコミを入れた。

 

高田馬場ムラオ、調理師免許所持者であり・・・・実は凄腕の料理人だった。

 

ちぃえもん先生ぇぇぇぇぇぇ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

その頃、食堂で昼食を食べている実尋と那智の前に(少し校則違反の制服を着た)男子生徒が現れた。

「よぉ!実尋さん☆」

 

 

「・・・・実尋、アナタを呼んでるわよ?」

那智は、実尋に声をかけた。

 

実尋は、目の前に現れた男子を見て・・・・

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

 

実尋の選択肢

 

1.

15秒間をあけてから、「や、やぁ☆奇遇だね~、こんな所で会うなんて☆制服・・・ちょっと、変えた??夏仕様かい?」

と若干よそよそしく言う。

 

2.

10秒間をあけてから、「う、うん・・・そうか、キミもお昼だね☆そう、いまお昼の時間だもんね☆え~と、ハチマキの色!変えた?赤も似合うねー!すぐに気づいたよ☆」

ハチマキの色を指摘した!さり気ないオシャレに気づいた事はちょと自身満々☆

 

瞬きを3回してから、「ど、どちら様ですか?」と言う。

 

 

 

 

神田那智と共に学校の食堂でお昼を食べていた実尋。

 

突如謎のイケメンが現れた!

 

実尋の反応とは・・・・いかに!

 

 

つづき

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