母親とは私をこの世に生み落とした生き物。
生き辛い脳で生まれたからと言って恨んでるわけでもない。
幼児じゃないんだから頼んだ覚えもないのに生みやがってとか親ガチャハズレとか言うつもりも毛頭ない。
そもそもガチャって言うなら親の方が私を育ててハズレだって思ってるだろう。
うちは昭和生まれの両親で、育児に関しては父親は母親ほど子供と時間を共有しないので母親の疲れは半分ほどしかわからんだろう。
だからか父親と私は仲が良い方だ。
母親は子供が保育園に入園してからずっと先生と呼ばれる教育者と関わらなければならない。
嫌でも学期末に面談と呼ばれる話し合いに行かなければならない。
優秀な子なら喜んで行くだろうが、成績にも行動にも得手不得手の差が激しく団体行動にも難がある娘の面談に行きたいわけがない。
教育者も先に良い点数の科目を少し褒めるが大半は団体行動の出来なさを指摘する時間になる。
偏食のため給食を食べない事も指摘される。
三者面談の時はたいして言わないくせに親と二人の時は言うのだ。
何の配慮だよ?
学活で「言いたい事があるなら陰で言わず本人に言いましょう」と教えたお前が陰で言うのかよ。
母親は帰宅して全部私に話すけどな。
超機嫌悪い顔で。
そんなこんなで、成人していい年になった私にいまだに「人と同じことができない娘でイライラする」と言う母親。
ASDの診断が出た後は「バカ」とも言う。
なら近寄って来なけりゃいいのに心配と言う便利な言葉を使い口出しをする。
それは心配じゃなく支配だ。
母親との確執はどちらかが死ぬまで続くだろう。
母娘、姉妹など女同士はうまくいかないケースが多いのは互いをライバル視するからだと聞いたことがあるが、うちはまた違うケースだと思う。
めんどくさいので何を言っててもハイハイと返事をし実は聞いていない。
自分の食いぶちを見つけ、生きてるんだから何でもいーじゃないか。
と、今日も生きる。