その後もグルミートからの連絡は途絶えなかった。

仕事が終わった、今日はどういう1日だった、
明日は何をする、だの当たり障りない会話。

ある日、
『今から会える?』
と連絡が入った。


グルミートの告白を聞く前の調子で、
『いいよ、どこ?』と言いそうになったけど、
さすがにこのままズルズルするわけにはいかないと思い、
『グルミート、ごめん。色々考えたけど、やっぱりこれからは会うのはやめる。

わたし、不倫したことあるけど本当に辛かったから二度としたくないんだよね。

この場合はちょっと勝手が違うかもしれないけど、それでも将来を考えられない人とずっと一緒にいることは出来ない』
と、返事をした。


その返事で陰スイッチの入ってしまったグルミートは、
『そっか、僕なんて生きててもしょうがない人間だもんね。
僕みたいなゴミを愛してくれる人なんているわけないよね』
と鬱メールをよこしてきた。



あれ?
デジャヴ。。??(インド人のアシュタンガヨガの先生参照)


なんだか初めての感じがしないぞこれ。

とりあえず、なるべく優しい返事をしようと思い
『そんなこと言わないで。
わたしはそういうの出来ないって言ってるだけで、きっとこの先それでもいいって言ってくれる子が見つかるよ。』
と返した。


わたしの返事は彼に届かなかったようで、
『僕は最低の人間だ』
『ゴミクズだ』
『世界中で一番僕が愛を求めているのに、僕だけが愛を得られない』
というようなメールのオンパレード。


あ、来た来たこの流れ。
バハラット的なやつね!
と察したので、全て無視した。
慣れって怖い。

それから数週間、ことあるごとにそういうメールが届き、時には
『家を失ってしまった、助けてほしい』
『手持ちのお金が底をついてしまった、助けてほしい』
『ひとりぼっちで景色を眺めている毎日で悲しい』
と、助けてほしい系メッセージが届く。


ていうか、あんた友達多いじゃん。。
それがマジなら友達に言いなよ。
あとお金無いならタバコやめれば?

とツッコミたい気持ちで溢れていたけど、
とりあえずバハラット的な流れなのでシカトを決め込んだ。


ずっと無視してると、そのうちパタリとメッセージが止んだ。
人としては割と好きだったし、面白い男の人だったから少し寂しい気持ちだった。
正直なとこね。

ただ、友達としてならいいけど、
やっぱり将来を考えられない人とは一緒にいれない。

なんだかんだ言いつつきっとグルミートは次の子を見つけてるだろうし、
なんだろな。頑張ってほしいです。



ちゃんちゃんグラサン