2015年の読書記録
2冊目
ーーーーー
柚木麻子 著
『伊藤くん A to E』
幻冬舎,2013年
ーーーーー
以前『早稲女、女、男』を読んだことを書きましたが
(▶︎こちら)
ほぼ同じ時期に読んだのが、こちらの『伊藤くん A to E』。
一人の男性にまつわる
女性から視た5つのストーリーということで
川上弘美さんの『ニシノユキヒコの恋と冒険』
を思い出したのですが、
内容はまったく異なります。
話が進むにつれてどんどん明らかになる
「伊藤くん」のダメっぷり。
Aではちょっとステキな人と思わせられながら
中盤ではすっかり気色悪い人に。
最終話ではもうすっかりダメ人間。
このダメ人間な本性が露わになった伊藤くんを
冷たく観察する女性の視点が怖い。
彼女自身もダメ人間の側にいるという点では
似ている部分を持っているのかもしれないけれど
伊藤くんを自分よりダメな人間として位置付けている。
その他にも何人かの女性たちが出てくるけれど
劣等感であったり嫉妬であったりを抱えていたり
時には、あまり褒められない行動に出てしまったり。
女性のキレイでない部分を見せられてしまう小説です。
やっぱり柚木さんは、女性の美しくない心を表現するのがうまいなあと思うのです。
2冊目
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柚木麻子 著
『伊藤くん A to E』
幻冬舎,2013年
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以前『早稲女、女、男』を読んだことを書きましたが
(▶︎こちら)
ほぼ同じ時期に読んだのが、こちらの『伊藤くん A to E』。
一人の男性にまつわる
女性から視た5つのストーリーということで
川上弘美さんの『ニシノユキヒコの恋と冒険』
を思い出したのですが、
内容はまったく異なります。
話が進むにつれてどんどん明らかになる
「伊藤くん」のダメっぷり。
Aではちょっとステキな人と思わせられながら
中盤ではすっかり気色悪い人に。
最終話ではもうすっかりダメ人間。
このダメ人間な本性が露わになった伊藤くんを
冷たく観察する女性の視点が怖い。
彼女自身もダメ人間の側にいるという点では
似ている部分を持っているのかもしれないけれど
伊藤くんを自分よりダメな人間として位置付けている。
その他にも何人かの女性たちが出てくるけれど
劣等感であったり嫉妬であったりを抱えていたり
時には、あまり褒められない行動に出てしまったり。
女性のキレイでない部分を見せられてしまう小説です。
やっぱり柚木さんは、女性の美しくない心を表現するのがうまいなあと思うのです。