迷いの森に着くとマリアは自分がもっている
ペンダントになにか冷たいものをかけた。
「アイス!」
それは魔法と呼ばれた古代になくなったと言われる
心の力だったーーー・・・
「何それ?」
カイは疑問を浮かべながら、マリアが言った
アイスの言葉で出てきた冷たい欠片を触る。
「魔法よ。このペンダントの力を使って私は魔法を使ってるの。
私達の世界に戻るにはこのペンダントに魔法の力を注ぐの。」
「じゃあ・・・僕たちには」
「無理ってことだな、カイ?」
「・・・だね。」
2人はそう言いながら困った顔をする。
しかし、マリアはにこっと笑い、カイの手を握り締め、
こう言った。
「大丈夫よ、父上は城に居る兎に教えてもらったんだって。
その兎はルシカ族って言う魔族らしいんだけど・・・。」
「魔族・・?」
マイは疑問に言う。
すると、カイは警察官服についているネックを見た。
ネックとはネクタイのようなものでトップに透明の半球がある。
そこには情報が盛りだくさん。映像が出るしくみだ。
「魔族だったら、メディーナかな?」
カイがそう言うと、3人は城よりも南にある大陸に向かい
メディーナ村へ入った。そこには緑の恐竜がいた。
「お前ら 人間?」
恐竜はしゃべった。
「うん。僕はカイ。」
「私はマリア。」
「なっ!本名出して、平気か?」
マイがそう言うと、恐竜はじっと彼女を見つめた。
「なんだよ。」
カイは恐竜がじっと見つめてることに気が付いて
マイのことを自己紹介した。
「あ、こっちはマイだよ。」
マイはそのことに嬉しくて、ついカイに抱きついた。
しかし、まだ恐竜はじっと彼女をみつめる。
恐竜は口を開いた。
「似てらっしゃるぞ。さっそく魔族王を呼び出そう・・・。」
「魔族王?」
マリアがくっつく2人、カイとマイ見てぷんぷんと
ほほが膨らみながらもそう、言った。
すると、奥から声が聞えた。
「誰 呼んだ?」
幼いような、少女の声がした。
少女は四つんばいになって、なにかをしてるようだ。
少女にはマイと同じように尻尾がはえていた。
マイと違い、ふわっと広がってなく猫のようにまっすぐだった。
彼女の尻尾の先がすこし広がってるくらいだったのだ。
「ワシです。」
「今 手 はなせない!」
「マイと名乗る方が。」
恐竜がそう言うと、彼女は立ち上がった。
彼女はショートカットではちまきグルグルの女の子。
少女なのに胸がマリアよりもマイよりもあった。
「それ 本当か?」
「こちらが・・・。」
マイは恐竜に押されて前に出る。
「うでゅ。」
彼女はマイを見たとたん、変な顔をし、こう言った
「お前 こいつらと やる気 あるのか?」
彼女は何を言ってるか分からないが
カイはここに来た理由を言わなきゃと思った。
「あの・・・魔族王・・。僕たち、魔法を・・・。」
カイは困った顔で彼女にそう言った。
すると、彼女はじっとカイを見て回った後こう言った
「リリア 言う。 お前は?」
「カイ・ダワンだけど?」
「カイ リリアと勝負!カイ 勝つ!魔法 やる!」
カイは不満げながら、マイとマリアをちらっと見た。
「僕がやるの?」