タイトルの「困った時の神頼み」という言葉

本来の意味は

困った時だけ神様を拝むのではなく

常日頃から礼拝していなければいけませんよ

という教訓であると思います。


けれども、本当に困っている場合は

まさに神様に助けを求めるべきです。


ところが実際に神様に助けを求められる人は

はたしてどれくらいいるのでしょうか。


世の中ではお金に助けを求めたり

保険などの制度に助けを求めたり

人間関係に助けを求めたりするかもしれません。


インドの聖典である

バガヴァット・ギータにおいては

神の信者には4つのタイプがあると

説明されています。


苦しむ者

富を求める者

知識を求める者

知識ある者、です。


私は日頃知識を求めているので

信者の中でも上位にいるなどと

自惚れている場合ではありませんでした。


今仕事で一番やりたかった仕事にたどり着けたにも関わらず、

そこが一番厳しいところだった

という現実に直面しています。


これも完全に神様の采配であるとは理解しつつも、これは絶対早死にするコースだよねと

思うような日々となっておりました。


しかし私の態度はそれでも

最低でも神様に助けを求めるという

そこだけにはしがみついていようと思います。


いわゆる現実や社会の環境が厳しいときこそ

一番成長できる機会であると言われますが


私自身の課題としては

苦しい中での平等観で


自分自身の好き嫌いや

優れている、劣っているなどの判断を

放棄するという修行としては

最適な場所にいます。


そして仕事を礼拝としてするという

ギータの超基本に戻ること。


この基本に戻るだけでも

現象はスルスルと滑らかに

動いていくようになります。


ですので、

すごく難しいことが

求められているわけではなく


ひたすら初めの一歩に帰るくらいの覚悟で

生きていれば

あとはなんとかなるのではないでしょうか。



神秘家ルカ