先日の弁護士事務所に行く前にとあるビルからピアノの音が
キラキラした音色、吹き抜けビル内だからか音響も悪くない、まだ時間があったし
吸い寄せられるように中に入った
30代位の男性、クラシック選考してるっぽい
心癒され、惜しみない拍手をし後にした
で、弁護士事務所で玉砕され
悲しい帰路の途中、思い立ったように百貨店から
来た道を戻り、またピアノの元へ
先ほどとは別の20代前半か未成年か
JPOPを演奏していた
とても上手、拍手をし、声をかけた
“素敵な演奏ですね、ここ音響もいいし、綺麗に響いてましたよ、どこかで習ったのですか？”
“動画みて、我流なんです、、、”
“へっ！？私の娘音大出てるけど、娘より上手なんだけど！？素晴らしい”
彼はにっこり嬉しそうだ。時々来るそうだ
親しみやすさを感じた私
“私、アマチュアだけど、クラシック系の歌やってるのだけど、なんか伴奏かセッションできる?”
“伴奏はしたことないから、、”
残念、、じゃあ聞きに徹するとして側にあった椅子に座った
そうしたら、聞き慣れたメロディー
“いつでも、何度でも”だ、千と千尋の神隠しのエンディング
これは、歌えると座りながらも
自身の声を思いっきりだし歌った、歌詞が不明瞭だったので不明な所はラララで
彼は驚いていた
“上手いし、すごい声量ですね”
“ねぇ、セッションしてみない？私携帯で歌詞を見ながら歌ってみるから”
こうして
私のプチストリート歌、初体験か始まった
観客は平日につき、通る会社員くらいだ
だからこそ、緊張なく、欲なく、ビルに響く声とピアノに入り込む事ができた、演奏後
“私のピアノで人が歌ってくれるなんて、嬉しいです‼️”彼は大変嬉しそうだった
私も
楽しかった、音楽って素晴らしいね、嫌な事があったけど吹っ飛んだよ、ありがとう
このいっ時はコロナ前にやってた
楽しかった
歌のボランティアの感覚を呼び起こした
音楽は楽しむものなのだ、初心忘るるべからず
なんかワンステップ上がった気がした
明日コンサートだが違う感覚で望めるような気がする