ハムスターのハイブリッドの産出に反対する意見を多く見ます。

もちろん種の保存の重要性については認識しています。

それでは交雑、ハイブリッド産出に反対するという意見に対して、どう考えるかと言われたら、その考え方に理解を示すという立場です。

交雑に賛成もしないし、反対もしない。(ただし、一般の消費者がハムスターを育てる範囲でのことです)

例をあげると、国連などでアメリカやフランス、ドイツなどが賛成、ロシア、中国などが反対しているときに日本は理解という立場をとることがあります。そのような立ち位置です。

理由はまず自分自身がブリーダー、小売業者、卸売業者ではないということ。誰かに売ったりあげたりすることはないということです。

さらに、現在ハイブリッドであることが隠されて店頭に並んでいるハムスターが多く見られていること、小売店にそれらが供給されているシステムが確立されていること。

これらの理由が大きいです。

目の前の強大な問題点を何1つ解決もせずに、何も知らない購入者が買ったハムスターたちに対して繁殖してはいけないと言ったりすることは非常にナンセンスであると考えます。

ハイブリッドのハムスターは身体が弱かったり、何らかの障害を持って生まれる可能性が出てくることが指摘されています。流産、死産になることが多いことも指摘されています。その通りなのだと思います。

ただし、それはジャンガリアンハムスター同士、キャンベルハムスター同士などの交配によっても生じる可能性はあるのではないか。小食い、育児放棄により育つことのできなかった赤ちゃんも多く出るケースもあると思います。
純正なハムスターも斜頸など、さまざまな病気になることもあります。

単に確率が高いから交配させてはいけないでは説得力に欠けます。

純粋にハムスターを育てる人にとっては純正もハイブリッドもありません。それは仮に交配してもです。子どもが生まれてうれしい気持ちと大切に育てる意思があれば。

単に交雑だから絶対だめ、ハイブリッドだから絶対だめだという一方的な考えには賛同しません。

問題のすり替え、物事の本質からずれているからにほかならないからです。

ただし、これが販売店や卸売業者、小売取引先と契約のあるブリーダーとなると話は全く別と考えています。

問題の本質はここにあります。

なぜ、キャンベルハムスターを〇〇ジャンガリアンと言って販売するのか。

なぜ、ハイブリッドのハムスターであることを表記しないのか?(この子はハイブリッドなので♂は子どもを作れない可能性があります等はっきり伝えるべき)

なぜ、小売に卸すときにくわしく説明しないのか。(何も知らずに売っている?)

買い手に真実を伝えないで利益を追求する姿勢が悪であり、その行動が結果として種を汚染しているのであれば、そこからまず徹底的に正していくべきだと思います。

末端のハムスターを飼育している購入者が気をつけましょう、考えてから、調べてから買いましょう、交配しましょうは順序が全く逆であり、根本的におかしいと考えています。

 

最後に追記すると、これはあくまでもロシアンブルージャンガリアンとパールホワイトジャンガリアンに子どもができたときの話であって、例えばキャンベルハムスターとジャンガリアンハムスターを興味で交雑させるというような例とは全く異なります。

今回の出来事をきっかけに考えさせられたことが以上となります。