月に一度の飲み会は、その後も続き
2人で会う事も増えた。
まさみは仕事が忙しく、休みもなく働いていたので、私が彼の休憩時間を狙って職場の付近まで会いに行く。
1時間ほどを一緒に過ごす。
忙しいお互いの中で、少し物足りないくらいの濃密な時間を過ごした。
そして、それまで深く聞く事もなかったお互いの話。
まさみは、自分自身はすごく嫉妬するタイプであること。
そのせいで、なんどもなんども心が折れた事を話してた。
それまで踏み込めなかった、元嫁の話。。その話に踏み込んだ時に彼から衝撃な事実を告げられる。
『実はまだ、籍は抜けていない』と
ただ、夫婦関係は破綻しているし、別居もしているとまさみは続けた。
それを聞いた時に、どう受け答えしたのかは覚えていない。
おそらく、そうなんだと受け流すようにしか、なんら問題ないように対応したのだと思う。
しかし、受け止められなかった。
この事実が、静かにゆっくり私の心を砕いていった。
彼は、秘密ごとを話してホッとしたような少し、苦笑いをしながらより一層私に依存していくのでした。
私自身の離婚理由の一つとして、元夫の不倫があった。
サレ妻を経験した私からすれば、この状況では恋愛なんて言えない。
どんな事を言われようが、どんな状況に破綻していようが、既婚者という現状であれば、ただの不倫でしかない。
私は、そこからゆっくりを不信感と罪悪感を募らせながら、、それでも彼を好きだと思う気持ちも誤魔化せずに、ズルズルと関係を続けていた。
そこから少しづつ、募らせ続ける不信感や疑念。
そして、彼との当たり前にあった連絡のやり取りを思い返す。
彼は、マメに連絡をくれた。
仕事の空き時間、長い通勤路。
時間が合えば、電話をくれた。
しかし、彼が帰宅後には通話をした事がない。
LINEにはすぐさま返信はあるのだけど。。
意地悪に電話をかけたら出るのか確かめる勇気も無く。
帰宅後の彼に電話をかけることはしなかった。
もしかしたら、彼は別居すらも嘘かもしれない。。
ただ、既婚者の彼に騙されているのかもしれない。。。
疑念の渦に飲まれていった。
そして、そこから世の中は新型コロナが蔓延して行く。
