『夜空はいつでも最高密度の青色だ』
池松さん曰く「稀有な恋愛映画」。
たしかに最近世の中に溢れてる恋愛映画とは全然ちがいまして
ほんとに恋愛映画か?と言いたくなるような、
生と死の延長線上に愛がぽつんと置いてあるだけのような、
何言ってるかわかりませんが、そんな感じのする作品でした。
こてこての恋愛映画はもちろん大好きなんですが、この映画はその枠に到底入らないし、入れたくもないしっていうとにかく心に残る作品でした。
東京って楽しいですよね。
でも怖い。こんなに個人が個人にまったく興味を示さない街はほかにないと思います。
映画の中で主人公の美香と慎二以外の周りを歩く人はだいたい歩きスマフォしてまして、そんな細かいところすべてで現代の風刺が行われていました。
東京の夜はきらきらな明かりばっかりでたしかに黒が存在しない。
これが最高密度の青色かな?と思いました。
今を息苦しく生きる2人とその周りの人たち。
苦しいことがあっても近くの人が死んでも自分は生きている。ざまあみろ。
清々しくてかっこよかったです。
2人の周りで起こる大きなことからちょっとした変化までを出来事としてとらえるふたりが素敵でした。
スマフォいじりながら歩いてたら小さな変化を幸せな出来事だととらえることなんて絶対むりですね。
今回主人公になれず通行人に終わった人達にも生きている限り物語があるはずで、みんななんだかんだ精一杯生きているのだと思います。
自分自身の悩みなんかほんとに小さく感じました。
そしてたまには東京の夜空も見上げようかなと。
足元見ててもなにも楽しめないし幸せにも気づけませんね。
ありがとうございました!!
まあそんな奥深いことよりなにより初めての生池松さん素敵でした好きでしたありがとうございました!!!
石井裕也監督のこんな作品これからも見れたらいいなと思います


