すっかりブログから離れてしまって、久しぶりのアップです。
今日はネコちゃんの話ではなく、ちょっと寂しいお話です。
もう5年近く前のことになりますが、このブログで、昔通っていた塾の同窓会についてを書いたことがあります。
しかも豪華二本立て。
同窓会ができるまで
同窓会
このお話の中心であった、我らが愛すべき塾長が先週の土曜日に亡くなりました。
享年80歳。
現代の80歳って若いですよ、まだまだこれからですよ。
今も現役で学習塾を続けられていて、受験生も見ていたとのこと。
急なご病気だったこともあり、ご自身も本当にびっくりされているでしょうし、心残りや悔しい思いもあったかと思います。
今月の初めに、塾長が入院されて、あまり良くない状態だという連絡を受けました。
その連絡は私にも予想外すぎて、さては送り主のFacebookが乗っ取られたのだろう、そのうち、「さっきは変なメッセージが行ってしまってすみません、削除して下さい」という連絡が来るのだろうと思い込んで、最初はメッセージを開くことすらしなかったくらいです。
そうしているうちに、別の仲間から続々とLINEが入り、あっ!ちゃんと見なきゃいけないメッセージだったんだ、と愕然としました。
それからすぐに予定を調整して、お見舞いに伺ったところ、重篤ではあったものの、こちらからの声掛けにはまばたきで返事をしてくれて、私であることも分かってくれていました。
その様子を見て私は、これからきっとリハビリをしながらの入院生活になるんだろうな、折を見てまた来ようと、ちょっと楽観視してしまって、その次の予定をはっきり決めないまま日々を過ごしてしまいました。
また来るね、と言ったのに行けなかったことが、すごく残念です。
先週の土曜日は、1泊2日で那覇に旅行していて、那覇に着陸するほんの少し前、沖縄の島が見えてきた頃に、塾長が旅立ったという知らせが届きました。
その後は、滞在先での予定をこなしながら、各方面への連絡や対応をして、悲しさや寂しさを感じる間がなくて、こうやって落ち着いて考えてみた今になって、初めてそういったものを感じている気がします。
月曜日のお通夜には、いつもの同窓会メンバーが集まりました。
こういう時は、みんなが万事繰り合わせて集まるので、今まで誘ってもなかなか現れなかった人も来て、すごく賑やかになりました。
爆笑するのは不謹慎と思いつつ、でも故人を忍んでの思い出話だし、笑いがこらえきれないんですよね。
本当に破天荒な塾長だったし、今じゃコンプラとか炎上とかで、絶対に考えられないようなこと、たくさんしてましたし(詳しくは上記リンク先の記事をご覧ください
)。
そうしましたら、偉い人のお話が始まって、私はいつものように「真剣に耳を傾ける聴衆」のひとりとして話を聞いていたのですが、話が終わった後に、仲間のひとりに、
「お前、すげーうなずいてたけど、全っ然話聞いてないでしょ。おかしすぎて、笑いをこらえるのに必死だったんだよ、やめろよ」
とか言われて、まー私の本質を良くご存知で!!とびっくりしました。
考えてみれば、人間、この程度の年齢になると、上手にネコを被ることを身につけて、世間的には結構いい人で通っている私ですが、ネコもへったくれもない本質丸出しの時期を共に過ごした仲間なんだから、見破られるのも当たり前のことですね。
そう考えると、今の自分と比べて、あの当時の塾長は大人だったにもかかわらず、表身を取り繕うことなく、本質むき出しで、正面から体当たりしてたのだなぁと。
そういう人だからこそ信頼もできたし、言うことを素直に受け止めることができたのかもしれません。
ただ破天荒なだけなら人はついて来ないけど、いつの時代にも必ず塾長を慕う人が現れるというのは、そういうところなのかも。
本当にあの塾での出来事は面白いことばかりだったし、今になっても個性的で興味深い人ばかりに出会えたし、生まれ変わっても絶対またあの塾に通いたい。
この先、塾長も一緒に集まって飲むことができないというのはとっても寂しいですが、この仲間で集まるたびに、塾長のことは絶対話題になるし、忘れることはないでしょう。というか、忘れられません。
そのためにも、ちゃんと定期的に会合を企画しようと決意を新たにした次第です(本気)。
最後に、私の一番好きな塾長の破天荒エピソードをご披露します。
塾の恒例行事である潮干狩りに連れて行ってもらった時のこと。
塾長は「ここはシーズンの初めに来た時にお金を払ったんだから、その後は何度でも入っていいんだ」と主張して、受付等を華麗にスルーして潮干狩りをしていました。
もちろん、そんなルールはありません(笑)
ほんと、サイコーだわ。


















