神引き！？
マクロスシリーズガチャの結果が凄すぎた！
先日『まどマギ』再放送で驚いた、というお話をしたばかりですが、今回はこの発見をさらに深掘りしていきます。
あの『まどマギ』の「グロさ」「鬱展開」、そして強烈な「感動」が同居する作風の根源には、ニトロプラスが！！
あの表現が出せるのは、その系譜にあるストーリー重視のPCゲーム文化があるからこそ。
私はストーリー性を重視してプレイしてきましたが、**「感情が冷たいとよく言われる私が初めて泣いた作品は全てアダルトPCゲーム」**という事実は、この文化が持つ表現力の深さを何よりも証明しています。
アダルトゲームというと「オタク」「キモい」と見られがちで、過去に隠してきたという気持ち、非常によく分かります。
しかし、最近はアニメ化された作品を通じて、「原作（アダルト）の方が格段に泣ける」「ストーリーの完成度が桁違い」と評価されることが増え、本当に嬉しい流れですよね！
まさに、規制の枠を超えたところで真剣に作り込まれた作品が持つ**「真の感動」**が評価され始めた証拠です。
『まどマギ』を生み出した土壌、ニトロプラスが手がけてきた主要な作品群をご紹介します。
そのテーマ性やハードな作風は、まどマギの源流とも言えます。
| 作品名 | 特徴・キーワード | アニメ以外の主なメディア展開 |
| 沙耶の唄 | 異形のヒロインとの純愛を描く、虚淵玄氏のダークファンタジーADV。凄惨な描写と叙情的な物語のコントラストが強烈。 | ノベライズなど |
| 斬魔大聖デモンベイン | クトゥルフ神話と巨大ロボットを融合させた異色作。豪快な展開とオカルト要素が魅力。 | PS2移植、小説、コミックなど |
| 装甲悪鬼村正 | 虚淵玄氏による伝奇武侠ADV。善悪を超えた「業」を描く重厚なストーリーと緻密な世界観構築が特徴。 | PS Vita移植、小説、コミックなど |
| 鬼哭街 | 香港カンフーノワール×サイバーパンク。復讐をテーマにしたハードボイルドな世界観。 | 小説、コミックなど |
| STEINS;GATE | ニトロプラス関連会社**「ニトロプラスキラル」**の作品。タイムリープを扱った科学ADV。世界的ヒット作。 | パチンコ、スロット化、家庭用ゲーム機移植多数 |
| Fate/Zero | 虚淵玄氏が脚本を担当した『Fate/stay night』の前日譚。非情な展開とキャラクターの葛藤が魅力。 | スマホゲーム、家庭用ゲーム機移植、小説、コミック |
「話数制限も価格制限もないからこその秀逸さ」という言葉通り、時間をかけてキャラクターの心情や世界観を深く描き込み、私の感情を揺さぶった名作たちです。
| メーカー | 作品名 | 特徴・キーワード | アニメ以外の主なメディア展開 |
| Leaf | White Album (ホワイトアルバム) | 私が初めて泣いた作品の1つ！ 冬を舞台にした切なくもリアルな三角関係を描く恋愛シミュレーション。 | PS3移植、小説、コミックなど |
| Leaf | To Heart (トゥハート) | 私が挙げた代表作！ 心温まる日常とヒロインたちとの関わりを描き、後のPCゲームに大きな影響を与えた名作。 | スロット化、PS/PS2/PSP移植など |
| Key | Kanon | **「泣きゲー」**というジャンルを確立させたKeyの初期名作。雪の降る街での再会と感動の物語。 | PS2/PSP移植、小説、コミックなど |
| Key | AIR | **「泣きゲー」**の金字塔。夏の田舎町を舞台にした、人と人ならざるものの切ない物語。 | PS2/PSP移植、小説、コミックなど |
| Key | CLANNAD | 家族や地域との絆、人生そのものを描いた超大作。アニメ化され、世界的な評価を得た。 | PS2/PSP/PS Vita/Switch移植など |
| minori | ef - a fairy tale of the two. | 映像美と詩的な描写、複数の視点で描かれる群像劇と切ない恋の物語が特徴。 | PS2移植、小説、コミックなど |
| âge (アージュ) | 君が望む永遠 (君のぞ) | 現実味のある人間関係と、残酷な運命に翻弄されるキャラクターの葛藤を描いた作品。強烈な鬱展開も有名。 | PS2移植、小説、コミックなど |
『まどマギ』は、まさにこのPCゲーム文化の血を受け継ぎ、それを一般のフィールドに持ち込み、爆発的な化学反応を起こした作品。再放送を見るたび、その偉大さを噛みしめてしまいますね！
私もまたPCゲームの世界に復帰したら、色々とブログで書いていこうと思っています。
もし、この深いストーリー性を求める今の時代に一つオススメするなら、
**『グリザイアシリーズ』**かなと思っています。
特異な境遇を持つ主人公（俺TUEEE だが、それだけではない！←PCゲームのよさ）とヒロインたちのシリアスで重厚な物語は、きっと昔の「泣ける」PCゲームに通じるものがあるはずです。
また新しい作品に触れたら、ぜひ紹介させてください！
厚生労働省が、来年6月に介護報酬を臨時改定し、「処遇改善加算」を拡充する方針を固めました。
賃上げの原資を増やすというニュースは、私たち福祉業界にとって非常に重要な出来事です。
今回の改定では、新たにケアマネジャーや訪問看護、訪問リハビリテーションなども加算の対象に含まれるとのこと。
これは大きな一歩のように見えますが、現場の経営者として、そして介護業界を支える一員として、このニュースをどう捉えるべきでしょうか。
厚労省は、他産業と比べて低い賃金水準と深刻な人手不足に対応するため、異例の臨時改定に踏み切ります。
今年12月から26年5月までの賃上げ支援策（月1万円）を引き継ぐ形で、改定時期を来年6月としました。
しかし、現場からは厳しい声が上がっています。
「月1万円」は本当に支給されるのか？
過去の事例から、国が「1万円支給」と言っても、実際に職員の手元に届くのは、良くて7割、下手すれば半分程度になるという懸念があります。
他業界との差は埋まるのか？
今年の最低賃金の上昇幅（約11,200円/月）と比較しても、今回の処遇改善だけでは到底追いつかず、相対的なマイナス改定が繰り返されているのが現状です。真の意味で処遇改善を語るなら、最低でも10%以上の改定が必要だと強く感じます。
社会保険料の影響も考慮すべき
6月支給の給与に反映されると、社会保険の標準月額が上がり、結果として手取りの増加分が半減してしまう可能性も指摘されています。せっかくの恩恵がしっかり届くよう、適切な制度設計と周知が求められます。
ネット上では、ケアマネなどだけでなく、施設で働く事務や看護職なども対象に含めるべきという意見や、「この程度の改定では効果は薄い」という声が多数見られます。
私も福祉施設を経営する立場として、深く共感する点があります。
介護職の処遇改善は喫緊の課題ですが、それだけでは根本的な解決にはなりません。
過酷な労働環境と「虐待」の背景
介護職は賃上げだけでなく、その業務の大変さを社会全体に知ってほしいのです。高齢者虐待が公になった時、「なんてひどい」で終わらせず、その背後にある職員の極限の負担や、様々な入居者への対応の難しさを理解していただきたい。
経営の悪循環を断ち切る必要性
施設経営は、空室があれば困難になりますが、職員の負担を考えれば、誰でも入所させるわけにはいきません。この経営と職員負担の板挟みが、私たち経営者を苦しめています。
だからこそ、介護職の賃上げに加えて、施設経営そのものへの補助も検討していただきたいのです。
国会議員の歳費を上げるくらいなら、社会を支える不可欠なインフラである医療・介護の待遇と基盤を先に強化すべきです。
今回の臨時改定は、介護業界に対する国の姿勢を示す一歩であることは認めます。
しかし、本質的な人手不足の解消、ひいては日本の社会保障の維持のためには、現在の平均年収を超える水準まで、介護職の年収を底上げする必要があります。
「準公務員のような」重要な役割を担っていると建前だけでも認めるのなら、それにふさわしい抜本的な待遇改善を切に願います。
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いつも当ブログをご覧いただきありがとうございます！
今日は、私たち福祉施設運営者にとって非常にデリケートな問題、**「感染症に関する特別休暇（特休）」**の運用について、正直な経験談をお話ししたいと思います。同じような悩みを抱える皆様のヒントになれば幸いです。
私たちの事業所では、以前から業種柄、「就業禁止規程」の中で職員が感染症にかかった際の**「特休（有給）」**のルールを定めていました。
コロナ禍に入り、この制度の重要性は飛躍的に高まりました。職員が「休むと収入が減る」という心配をせずに、早めに休めるようになり、利用者様の安全を守る上で大きな効果を発揮してくれたのです。
しかし、制度が定着し、利用回数が増加するにつれて、私たちは二つの大きな課題に直面しました。
特休は法定外の「有給」であり、その費用は年々重くのしかかりました。職員を守るための制度ですが、正直に言って、このままでは事業所が制度を健全に維持していくことが困難になってきたのです。
規定の「発熱から〇日」といった基準だけでは、現場の混乱を避けられませんでした。「勤務時間外に発熱した場合、特休の開始日はいつになる？」など、具体的な判断で解釈が分かれてしまうことが頻繁に発生し、公平な運用が難しくなっていました。
私たちは、特休の意義を守りつつ、事業所の持続可能性を両立させるため、社会保険労務士の先生に相談しました。
先生からのアドバイスは、費用面だけでなく、現場の解釈の難しさにも踏み込んだ、非常に具体的なものでした。
社労士の先生からの提言（費用と公平性の両立）
制度の持続可能性の確保:
特休の意義を明確にした上で、原則として**「年間１回」の上限を設ける**ことで、制度を持続可能な形にするべき。
現場への配慮と例外規定:
「明らかに施設内でコロナ感染の利用者対応を行った結果の罹患である」と事業所が判断できるケースについては、例外として柔軟に対応できる余地を残すこと。
解釈の明確化（発熱日）:
職員間の公平性を保つため、「発熱日」の定義を明確化すべき。例えば、勤務時間内に発覚はその日を、勤務時間後に発熱した場合は翌日を発熱日とする、など具体的なルールを設けること。
この専門家の提言を受け、私たちは現在、本格的な運用見直しの検討を進める決断をしました。
具体的には、特休の運用を**「（感染症の種類を問わず）年間１回を上限とする」、もしくは「感染症ごとに年間１回を上限とする」**という選択肢を念頭に、議論を重ねています。
職員の皆様へのお願いです。私たちは、特別休暇が皆様にとって非常に大切な制度であることを理解しています。しかし、事業所が安定して運営を続けられなければ、皆様が長く安心して働き続けられる環境そのものが失われてしまいます。
今回の見直しは、そのためのやむを得ない措置であり、この事業を続けるために必要なことであると、どうかご理解いただきたいと思います。
この経験談が、同じ福祉の現場で奮闘されている皆様の参考になれば幸いです。
