2013年12月31日


大晦日という以外は朝からいつもの通り過ごしていました。


朝ごはんもいつものようにガツガツと食べて


鼻にご飯粒をつけて笑われて・・


るい&こうきのその頃の日課だったベランダで過ごし・・


私は洗濯物を干す。


お昼前頃、足を拭いていた時にお腹のあたりに赤いものを見つけました。


よく見ると他の毛が生えている部分にも斑点のようなものが・・


数日前から痒がっていた事もあり、皮膚病かと思いながら病院へ病院


“血小板減少症”でした。


通常20~50万ある血小板が7000しかなく


すぐに免疫抑制剤と抗生剤、そして副作用を抑えるための注射をし


翌日の12時に来て下さいと言われました。


2時間以上もかかってしまい、私はやらなくてはいけない事がいっぱい


るいは、体内の出血を防ぐためにも絶対安静。


柔らかいフカフカ布団を作って寝かせようとするも・・


体調が悪いのが気持ち悪いらしくて


ウロウロして、床の上で寝たり、ハウスに入ってしまう・・


私は用事の合間にるいに声をかけて・・


少しでも楽な体勢で寝てもらうよう努力しました。


けれど、血便、血尿・・


そして、夕方くらいには後足に力が入らないような


腰が抜けたような歩き方になってしまいました。


少しでも元気になって欲しいと思って


すりおろしリンゴをあげましたが、舐めただけでした。


その後、仕事から帰ってきた兄ちゃん1号が再度あげようとしましたが


その時にはもう舐める事もしませんでした。



遅い時間でしたが、病院へ連絡すると


“出来るだけの事はします”と言ってくれたので病院へ


車の中でるいに“辛かったら、もう頑張らなくてもいいよ・・”


と声をかけると・・


顔を上げ私の口元を少しペロペロしました。


経験ある人もいるかと思いますが


甘えたり、いい匂いがして口元にくる時と


嫌な話の時に“それ以上話さないで”って感じでもペロペロします


あの時のるいはきっと“ボク頑張れるよ”って言ったのだと思います。


再度もう少し強い注射をしてもらい・・


看護婦さん?が作ってくれた即席湯たんぽを持って帰宅


2号の食事の用意も終わり、私が座ろうとすると


るいが力の入らない足で私の方へ・・


少しでも暖かくと、湯たんぽと一緒に毛布に包んで


抱きながら話しかけました。


主人も兄ちゃんたちもすぐそばにいて・・


家族みんなで最後の時間を過ごし・・


年が明けるほんの少し前に、静かに息を引き取りました。



お昼に病院へ行ってからほんの数時間の出来事でした。



“頑張らなくていいよ”と言いながらも・・


何度も“るい!”って呼んで起こしてしまってごめんね。




るいは淋しがりやだから、忘れられない日に亡くなったんだって


兄ちゃんは言ってる。


淋しがりやだから、家族がみんなが揃って・・


一緒に最後の時間を過ごせた事が幸せだよね。




るいはきっと、るいの使命を果たしたから帰ったんだよね。


“ボクの仕事は終わったよ”って・・


だからるいには“ありがとう”って言うよ。









あの頃はまだブログをやってなかった私のために


るいの記事を書いてくれた鉄ママ


そして・・


るいのためのお花や温かい言葉・・


私のためにプレゼントをくれたすべての皆さんには


今でも感謝しています。


お別れは何度経験しても悲しく辛い事です。


でも、皆さんのおかげで少しずつ元気になれたし


幸せな気分になりました。


本当にありがとうございました。




そして・・



るいが繋いでくれたこうき&大五郎との出会いのおかげで

たくさんの人に出会えた事にも感謝しています。




るい~


たくさんの贈り物を本当にありがとうラブラブ