ロジカルに構築したつもりの自分なりの正義は
特に意味も意思も無い
単なるマジョリティの一般論でしかなくて
自分の正義が誰かの正義とは限らなくて
正解なんてものはこの世界には無い
理路整然と
冷静沈着に
構築された破綻の無い論理なんてありはしない
あるつもりになってる、という事はあるだろうが
それもある種の思い込みや自負でしかなく
正しさの尺度はそれぞれの内側にある
自らの稚拙さと愚考を隠して生きていく為に
幾重にも仮面を重ね
嘘と偽善のもとで
塗り潰された表面の層が
薄っぺらな硝子細工だったことに気づく
内側の熱が
硝子細工をより繊細に
より強く
してきたものだと思っていたけれど
硝子と思っていたそれは
ただの布切れで
割れるのではなく
焼かれ
裂け
穴だらけになっていて
それに気づかぬまま
欠損した部分が
隠しきれなくなり
庇いきれなくなり
堤防が決壊するように
幻想が霧散するように
抑えきれなくなったものが
吐き出されていく
ダムを見ると羨ましいと思うことがある
限界がきたら放流し
不足していたら貯水していられる
そんな風に
均衡を保つ事が
そんなに簡単なことではないというのが
社会を生きるという事でもあるんだろうな
やっぱり
活字にすることが自分にとっては
放流で発散で解放なのかもしれないな
と実感しました
ストレス発散です
無視しましょう笑
大切にしたいものがあって
守りたいものがある
ていうことが
弱さにも強さにも変わるのが
複雑怪奇だな、と思ったり思わなかったり
本当は何も考えてなかったり(笑)
よく言う(というか聞く)言い回しで
どっちもあるのが不思議だな、て思ってたんだよ 前から。
守るものがある弱さ
守るものがある強さ
理由の描写になりがちなものや背景は割愛するけれど、割とよくある二項対立だと思うんだけど
哲学や言語学の定番で
これはどちらも真理なのかもしれない、とは昔から納得してしまってるんだよね～
納得、で終わってしまってたんだけど
そういうぼやけたままの思考やおぼろげな輪郭って、更に追求したくなる。
哲学者でも物書きでも何でもないのにね(笑)
守るものがあることによって、いわゆる｢攻めた｣ことが出来なくなるっていうのは理解できる
常識の枠からはみ出すことを恐れる、冒険的な言動を控える、レールを重視、てなことかね
ここで考えるとやっぱり俺は｢守るものがある強さ｣論者なのかもな、と思うんだけれど
弱さとして挙げられる点は全て
本当に言いたいことやしたいことを噛み殺す強さとの表裏で、思ったまんま鋭角な刃を逸脱させるのが強さじゃないんじゃない？て考えてしまうんだよね。
というか
｢守るものがある弱さ｣を説明しようとすればするほど、俺にはその｢強さ｣を力説してるようにしか聞こえないんだよ。
｢弱さ｣を紐解けば紐解くほど、｢強さ｣の輪郭や色彩が鮮明になる。
こういうのも真理だよなぁ。
どれだけ嫌いか説明すると、好きなところが見えてきたり、ね。
表に表紙があったなら
必ず裏には背表紙があって
表に題名があったなら
必ず裏には終わりの文が添えてある
そういう一冊一冊や一枚一枚の積み重なった棚が
これまで生きてきたその人の人生
そうやって色んなところから得た絵の具で色つけてくのが人生
馬鹿て言うと
物を知らないやつ や
理解する力に乏しいやつ
を指すように定義されているけれど
本当は違うと俺は思うんだよ。
本当は
自分の為すべきことを理解していて
その内容も把握しているのに
あぐらをかいて
なにもしないやつ、のことを指すと俺は思う。
ふと思ったんだよ。
俺は馬鹿だな、てね。
馬鹿だから
回り道もするし
時間もかかる。
気づかぬふりして
見過ごしたりもする。
もうそんな後悔はしたくはない。
失敗から学び、新たに足を踏み出せるのなら
馬鹿じゃないだろ？
まとも、てのもよくわかんないけど
"まし"には
なれるんじゃねえかな。
考えすぎか？(笑)
それでもいいか。
考えすぎるのが俺の性分なんでね。