『辺り一面緑景色のこの大地、
そこでは、蝉達の華麗な合唱が
歌われている。』
なーんて思うかッ!
暑いし、イライラするし、蝉はキモいし…
ってか、蝉ごときが合唱なんてすんなよ!
耳障りだッ!!
久々に帰ってきた、俺の故郷。
家に着いた途端に畳に転がる。
だが、俺の貴重な休憩時間を邪魔する
KYどもがいる。
そいつらは、一週間の命しかない。
だからかは知らんが、毎日毎日必死に
鳴いてやがる。
何がそんなに楽しいんだ?
呆れて、そぅいぅ言葉しか出てこない。
ちったぁこっちの事も考えろょ。
まぁ、でもいいや。 だって……
あと何日あるよ? お前らの命。www
そんなちっぽけな蝉達を嘲笑う君。
でも、考えて。
蝉の命は一週間だけど、君の命は……
あとどれくらぃなんだろぅね?
生き物には必ず与えられる、『死』。
それは、誰も予想する事ができない。
でも私達は、生きなければならない。
誰もが恐れ、突如襲い来る、恐怖と共に。