暗号化技術 | Ruff Due Entertainment

暗号化技術

ある、ファミリーレストランの話をします。

都内某所に有る、何の変哲もないファミレスです。

先日、残った仕事を片付けるためにノートPCを抱えてその場所に行きました。
暫くの間、改装中だったのは知っていたのです。
久しぶりに行くその場所は何だか少しだけ小綺麗になっていました。
その上、慣れ親しんだ名前ではなくなっていたのです。

実は、Ruff Dueの間でもその店の改装に関する話が出ていました。

その場所は我々にとって思い出深い場所です。

まだRuff Due Entertainmentが立ち上がったばかりの頃。
我々は毎晩のように、その場所で話し合いを重ねてきました。
実際の展開であったり、少しばかり格好をつけた理念の話だったり。
お店様側にとってみれば、ドリンクバーで夜中から朝まで粘る「迷惑な客」以外の何物でもなかったでしょう。
しかしそのお陰で、"Nao'ymt wit' "を始めとした様々な展開が生まれ、皆様との繋がりが出来たわけです。

そのお店が新しくなり、名前も若干お洒落な感じになりました。
お店の発展を強く願うと同時に、やはり、一抹の寂しさは拭えないのです。

呼び名が変わること。

呼び名とは、便宜上の記号に過ぎないのかも知れません。
しかしまた、想いがあってこその、呼び名でもあるのです。



 確かに最近はその店で一晩掛けて打ち合わせをすることなど無くなりました。
それよりも、やらなければならない事の方が多い。

しかし、あの時に持っていた想いは常に忘れたくないと考えます。



年の瀬。
様々な物事の移り変わりを思います。
Ruff Dueも日々、変遷を遂げています。

変わっていくことをどう許容していくか。
変わりゆく物事の中、何を忘れないようにするか。

表面上は昔と違っても、あの時に思ったことを出来るだけ忘れないようにすること。

来年はそんなことが必要なのではないかと、強く思うのです。


皆様、良いお年を。