インドの自殺率が昨今急激に増えて、社会問題になっているそうです。

中でも、若い女性の自殺が非常に多いのだそう。
英語の語学学校の先生(女性)が教えてくれたところによると、親の言いなりのお見合い結婚が主流で恋愛結婚がめったに許されないこの国で、恋に堕ちてしまい死を選ぶ若い恋人同士や、結婚後の舅・姑によるいびりを苦に自殺に追いやられる人妻が後を立たないのだとか。先生の知り合いにも、自殺してしまった女性が3,4人はいるとのことでした。
そうして家庭のしがらみの犠牲になっていく人たちの悲しみと絶望、そして大事な人を失う周りの人たちの心の痛みを考えると、同情してもしきれません。

この国の人たち、特に社会の最底辺で生きる人たちは、今まで私が見てきた他のどの国の人たちよりも生きることに一生懸命で、自殺なんて考えそうもないように見える。
だけどこの国も、自ら命を絶ってしまう人が後を絶たないという深刻な現実に直面している。

自殺者には貧しい人よりも教育を受けた人、とりわけ裕福ではない中間所得層に多いそうです。
これから先進国への道のりを歩んでいくこの国。教育水準が上がるにつれてこの世に蔓延る理不尽さに直面させられ、不幸な道を歩まざるを得なくなる人が増えるのは、避けられないことなのでしょうか。


ご参考。
http://www.emeye.jp/disp/IND/2012/0622/stockname_0622_007/0/