転職活動をしようと思ったのですが、易占で凶とでたので今日も篭っていることにしました。


最近、とてもイヤだと思うのは、

身体を養うための財を得るときに「媚び」がどうしても絡んでくるということです。

マクドナルドのスマイル0円とキャバ嬢のボディタッチは、程度が違うだけでやはり「媚び」なのです。

だったら給料の高いキャバで働いたほうがいいじゃんということになります。


媚びずにこの世で生きていくことはほとんど不可能です。

どんな会社に入っても態度が良くなければ「あいつカンジ悪い」で干されます。

媚びと収入は恐らく比例するでしょう。そんな世界にはほとほと嫌気がさしました。




私はそれまで複数の男性と付き合っていたのですが、一度も満足したことはありませんでした。しかし男性は確かに何かを私に与えてくれる気がしました。無我の境地に近いものを男性は与えてくれます。


私は風俗雑誌を手に取り店に電話し、面接に行きました。店長は細くて透明な人でした。


それまで歌舞伎町のキャバクラで働いたことがあったのですが、そこの店長もあまり個性というものが感じられないというか、誰かに操られているような人形のような感を受けました。今度の店長も同じでした。


面接の後で店長と2人で個室に入り、服を脱ぎ脚を開くと、店長は指を挿入し力を入れて私の性器を広げました。

「丈夫かどうか確かめないとね」


それからマットなどの講習を受けて仕事に入りました。仕事は無益でした。そこでの性行為は決して実を結ばないからです。客は少しの慰安を得られたでしょうが。


嬉しかったのは、客が私をただの売春婦とみてくれることでした。売春婦であり、名前は本名ではないものでした。私にとってアイデンティティは重荷なので、捨ててしまえるのは素晴らしいことでした。多分私は人格形成上の問題があったのでしょう。


私は自由になりたかったのです。