フィレンツェの中心サン・ジョバンニ洗礼堂は中世ロマネスク建築の代表作。八角形の形から宝石箱... View this post on Instagram フィレンツェの中心サン・ジョバンニ洗礼堂は中世ロマネスク建築の代表作。八角形の形から宝石箱とも称される。中に入ると黄金のモザイク画の天井と大理石のモザイクの床模様に圧倒される。絢爛豪華な内装に目が慣れたら正面向かって右側に目を向けて欲しい。内装の一部かと思われるブロンズの横臥像は一度は教皇と呼ばれた男の墓廟である。14世紀、教皇庁はローマからフランスのアヴィニョンに移動。世に言うアヴィニョンの捕囚である。約60年の時を経てローマに戻るがその後40年はローマとアヴィニョンに加え、斜塔で有名なピサと3人の教皇が乱立するというシスマと呼ばれる時代があった。この墓廟はピサの教皇だったヨハネス23世のもの。その後政争で敗れた彼は教皇の地位を剥奪されることになるが、メディチ家が保護。盟友ドナテッロに墓廟を作らせフィレンツェの宗教の中心であった洗礼堂に葬られた。ブロンズの使用、ローマ建築を表す柱、カーテンの中に眠る遺体などルネサンス様式を表す。 #フィレンツェ #イタリア #美術館 #美術館巡り #ローマ #教皇庁 #アヴィニョン #中世 #世界史 #ドナテッロ #メディチ家 #ブロンズ #ルネサンス #彫刻 #ロマネスク #ロマネスク建築 #モザイク画 #ビザンチン #ピサ #ピサの斜塔 #ローマ法王 #カトリック #洗礼堂 #ドゥオモ Mariko Kato - 加藤 まり子さん(@mariko77kato)がシェアした投稿 - 2018年Dec月5日pm3時39分PST